目次
Wordで段落がずれる場合の対処法
Wordでの段落と改行の違い

Wordで段落がずれる場合の対処法

空白でレイアウトを整えていたり、文頭に括弧が入っていたりすると段落を作成した際に文頭がずれてしまうことがあります。いくつかの対処法を解説するので、段落がずれてしまった際の参考にしてみてください。

対処法1.インデントを行う

Wordで段落がずれる場合の1つ目の対処法は、インデントを行うことです。インデントはぶら下げともいわれており、文頭の最初の文字を何文字下げるかを設定できます。

Wordで段落・段落番号を追加設定する方法|段落がずれる場合、段落の間隔の取り方などを解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

インデントを行っていない状態で段落番号を振ってみると、少しずつずれていることがわかります。

Wordで段落・段落番号を追加設定する方法|段落がずれる場合、段落の間隔の取り方などを解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

インデントを適用させる範囲を最初に選択します。

Wordで段落・段落番号を追加設定する方法|段落がずれる場合、段落の間隔の取り方などを解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

選択した状態のまま、選択範囲内で右クリック。コンテキストメニューを呼び出し「インデント」のボタンを選びます。

Wordで段落・段落番号を追加設定する方法|段落がずれる場合、段落の間隔の取り方などを解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

Word本文に戻ったら、一度段落番号の表示をオフに。段落の文頭がすべて綺麗に揃いました。

対処法2.行頭を1/2に設定する

Wordで段落がずれる場合の2つ目の対処法は、行頭を1/2に設定することです。

Wordで段落・段落番号を追加設定する方法|段落がずれる場合、段落の間隔の取り方などを解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

行頭に全角の括弧が入っていると、微妙に段落ずれが起こります。解消したい段落をまずは選択しましょう。

Wordで段落・段落番号を追加設定する方法|段落がずれる場合、段落の間隔の取り方などを解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

選択したら、その状態のまま選択範囲内で右クリックをし、コンテキストメニューを呼び出します。メニュー内の「段落」をクリックしてください。

Wordで段落・段落番号を追加設定する方法|段落がずれる場合、段落の間隔の取り方などを解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

「段落」のダイアログボックスが表示されます。「体裁」タブに切り替え「行頭の記号を1/2の幅にする」にチェックを入れ、「OK」ボタンをクリック。ダイアログボックスを閉じましょう。

Wordで段落・段落番号を追加設定する方法|段落がずれる場合、段落の間隔の取り方などを解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

行頭の括弧が半角になり、段落ずれが解消されました。

Wordでの段落と改行の違い

段落とは、長い文章をいくつかに分けた区切りのことを指しています。その段落ひとつずつを作るために行うのが改行です。つまり、段落が長い文章の一塊を示すのに対し、改行は行為そのものを指しています。Wordで段落と改行の違いを確認する方法を解説しましょう。

Wordで段落・段落番号を追加設定する方法|段落がずれる場合、段落の間隔の取り方などを解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

文書を用意して説明します。まず、「ホーム」タブに切り替え「編集記号の表示/非表示」のボタンをクリックします。

Wordで段落・段落番号を追加設定する方法|段落がずれる場合、段落の間隔の取り方などを解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

次に、すべてのテキストを選択してください。

Wordで段落・段落番号を追加設定する方法|段落がずれる場合、段落の間隔の取り方などを解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

その状態のまま、「ホーム」タブ>「段落記号」ボタン横の三角をクリック。「番号ライブラリ」が表示されるので、どれかひとつ選びます。

Wordで段落・段落番号を追加設定する方法|段落がずれる場合、段落の間隔の取り方などを解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

すると、Enterキーで改段落を行った箇所に数字が振られました。このひとつひとつが段落だということがわかります。

Wordで段落・段落番号を追加設定する方法|段落がずれる場合、段落の間隔の取り方などを解説
(画像=『U-NOTE』より 引用)

改行は、段落の末尾に付いている記号で判断できます。このように「↓」の記号が表示されていれば、それは「shift+Enter」で改行が行われていることになります。