家が広いならメッシュWi-Fiも選択肢に
無線LANの場合、通信速度はルーターと端末の間の距離が長くなるほど遅くなる。このため、広い家で使用する場合、場所によっては光回線とWi-Fiルーターの通信速度よりも実際の通信速度が遅くなる可能性がある。
その場合、メッシュWi-Fiに対応したWi-Fiルーターがおすすめだ。これは対応機器を複数設置することで、互いに網目のような通信経路を形成し、広い範囲を強い電波でカバーできる製品のことを指す。単なる中継器と異なり、親機と中継器の接続およびスマホなどの端末と親機/中継器との接続を自動で最適化してくれる点がメリットといえる。
ただ、メッシュWi-Fiを構成するには複数台の機器が必要となり、コストがかかる点には注意しよう。
それでは具体的に光回線での使用に適したおすすめのWi-Fiルーターを五つ紹介する。
NEC Aterm WX6000HP
NECのAterm WX6000HPは10GbpsのWAN/LANポートを備えたWi-Fiルーター。10Gbpsの光回線でも十分にその速度を活用できる。無線LANはWi-Fi 6対応であり、5GHz帯で4804Mbps、2.4GHz帯で1147Mbpsの通信速度を誇り、高速な通信速度が期待できるだろう。日本のメーカーだけあって、多くの光回線事業者との接続が検証済みなのがうれしい。NFCを使った設定など、初心者にも優しい仕様を多く備えており、デジタル製品に詳しくなくても安心して使用可能だ。

(画像=『BCN+R』より 引用)
NEC Aterm WX6000HP