目次
ライダーにおすすめ!バラクラバの使い方
スーパーメリノウールバラクラバのメリット&デメリット
 ・メリット1:皮膚が1枚増えたような暖かさ
 ・メリット2:隙間風が少ない
 ・メリット3:ヘルメットの内装が汚れない
 ・メリット4:3300円という低価格
 ・デメリット1:顔に跡が付く
 ・デメリット2:乾燥機が使えない

ライダーにおすすめ!バラクラバの使い方

モンベルのバラクラバがバイクツーリング時の「顔防寒」に最適!コスパも良し
(画像=『Moto Megane』より引用)

使い方……と言っても、たいしたことはありません。

まずはバラクラバを手に持って、スポッと頭からかぶります。

モンベルのバラクラバがバイクツーリング時の「顔防寒」に最適!コスパも良し
(画像=『Moto Megane』より引用)

バラクラバの裾をインナーやミドルウェアの中にしまうのがポイント。
こうすることで、首周りから入ってくる冷風をシャットアウトすることができます。

モンベルのバラクラバがバイクツーリング時の「顔防寒」に最適!コスパも良し
(画像=『Moto Megane』より引用)

上着もチャックをめいっぱい上げます。

モンベルのバラクラバがバイクツーリング時の「顔防寒」に最適!コスパも良し
(画像=『Moto Megane』より引用)

首の後ろまで、しっかり全部を上着の中に入れましょう。
風が入る隙間を少しでも減らすことが大切です。

モンベルのバラクラバがバイクツーリング時の「顔防寒」に最適!コスパも良し
(画像=『Moto Megane』より引用)

そのままヘルメットをかぶれば……

モンベルのバラクラバがバイクツーリング時の「顔防寒」に最適!コスパも良し
(画像=『Moto Megane』より引用)

準備完了です!

モンベルのバラクラバがバイクツーリング時の「顔防寒」に最適!コスパも良し
(画像=『Moto Megane』より引用)

目出し帽として以外にも、フェイスマスクのように使ったり、

モンベルのバラクラバがバイクツーリング時の「顔防寒」に最適!コスパも良し
(画像=髪の毛がペタンコにならないスタイルです。、『Moto Megane』より引用)

ネックウォーマーや、顔だけ露出するスタイルでも使うことができます。

モンベルのバラクラバがバイクツーリング時の「顔防寒」に最適!コスパも良し
(画像=寒い日に外でご飯を食べるのに便利なスタイルです。、『Moto Megane』より引用)

スーパーメリノウールバラクラバのメリット&デメリット

モンベルのスーパーメリノウールバラクラバ、実際に3年間使ってみての良い点、悪い点をご紹介します。

高木はるか ……と言っても基本的にはかなり気に入っているので、主にはメリットをお伝えさせてください!

メリット1:皮膚が1枚増えたような暖かさ

一番のメリット。それはもちろん、暖かいこと!
その暖かさは、まるで皮膚が1枚増えたのかと思うほどです。

メリノウールとは、オーストラリアやニュージーランドで飼育されている『メリノ種』という羊の毛を指します。
羊毛の中でも保温性と吸湿速乾性に優れ、繊維が細くてしなやか、肌触りも良くて軽量です。

つまり暖かいだけでなく、汗をかいてもサラサラが保たれ、チクチクしにくいという素材なのです。
(といっても、使い始めたばかりの時はチクチクするように感じました。次第に慣れていったのか、今ではまったく気になりません!)


モンベルの『スーパーメリノウール』は質が高く、繊度18.5ミクロンの『マルチクリンプウール』が使われています。
モンベルのwebサイトによると、

繊繊維のクリンプ(縮れ)が非常に大きいため、ストレッチ性に優れ、生地に編んだ際にはデッドエア(断熱材としての動かない空気)を多く含むので抜群の暖かさを生み出します。また、太さが均一なため切れにくく、繊維長が通常のメリノウールに比べて15%長いので、チクチク感の少ない心地よい肌触りです。
モンベルwebサイト 『スーパーメリノウール』より

ストレッチ性に優れながらも抜群の暖かさを持つバラクラバのおかげで、気温が0度前後の中でも顔に寒さを感じず、快適に過ごすことができるのです。

モンベルのバラクラバがバイクツーリング時の「顔防寒」に最適!コスパも良し
(画像=雪の中での1コマ。バイクに乗っている時以外は頭部分をズラし、フェイスマスクやネックウォーマーとして使っています。、『Moto Megane』より引用)

メリット2:隙間風が少ない

モンベルのバラクラバがバイクツーリング時の「顔防寒」に最適!コスパも良し
(画像=『Moto Megane』より引用)

隙間風の少なさにおいて、バラクラバはネックウォーマーよりもはるかに優れています。
その理由は、そもそも目出し帽なので隙間が少ないため、そして目周りもピッタリと密着してくれるためです。

不思議なのは、隙間風は少ないのに息苦しくならないこと。

以前某ブランドのフェイスマスクを鼻上まで上げた状態で林道散策をしたところ、息を吸うたびに布が鼻に張り付き、苦しさで10分と耐えられませんでした。
しかしモンベルのバラクラバは登山用に作られているだけあって、かなり快適に過ごすことができます。

モンベルのバラクラバがバイクツーリング時の「顔防寒」に最適!コスパも良し
(画像=キャンプの設営中もまったく苦しくありません。、『Moto Megane』より引用)

……と言っても、バラクラバとフルフェイスヘルメット両方をかぶった状態で階段を登ったり歩いたりすると、さすがに呼吸が苦しくなります。
ヘルメットとの併用は、バイクに乗っている時だけに限定した方が良さそうです。

メリット3:ヘルメットの内装が汚れない

モンベルのバラクラバがバイクツーリング時の「顔防寒」に最適!コスパも良し
(画像=『Moto Megane』より引用)

ヘルメットに直接顔が触れないため、特に頬の部分の内装が汚れなくなりました。
以前はファンデーションや皮脂がコッテリと付着していたのが、目に見えてキレイになったのはとても嬉しかったです。

そのおかげか、私自身はバラクラバを使うようになって以降、肌荒れがかなり少なくなりました。
あまり想像したくはありませんが、肌が触れた後の内装にたくさんの雑菌が繁殖していたようです。(個人差があると思います。笑)
化粧崩れしにくくなるのも嬉しいポイントでした。

メリット4:3300円という低価格

値段だけで見れば、もっと安いバラクラバやネックウォーマーは存在します。
しかしこれだけ高性能なメリノウールを使用しているにも関わらず税込3300円という価格は、他にはありません。

私のバラクラバは2018年12月に購入して以降3回目の冬を迎えましたが、1年あたり1000円と思うとかなりの高コスパ。
ほぼ毎週のように使っているので、そろそろ新しいバラクラバを買っても良いかもしれませんね。

デメリット1:顔に跡が付く

最後に、スーパーメリノウールバラクラバのデメリットをご紹介します。

これまで使ってきて一番嫌だったポイントは、目の下にクッキリと跡がつくこと。
本来はヘルメットとの併用が想定されていない製品のため、縫い目が分厚いのが原因です。
人によっては顔が痛くなってしまうかもしれません。

モンベルのバラクラバがバイクツーリング時の「顔防寒」に最適!コスパも良し
(画像=『Moto Megane』より引用)

縫い目が気になる方は、同じくモンベルからバイク専用品であるMC.バラクラバが販売されています。

しかしこちらの素材は、ポリエステル由来であるジオラインとシャミース。
メリノウールは使われていないため、スーパーメリノウールバラクラバほどの吸湿発熱性はありません。

デメリット2:乾燥機が使えない

ウール素材全般に言えることですが、温水での洗濯や 乾燥機の使用はNGです。

我が家では、ほぼすべての洗濯物を乾燥機にかけています。
わざわざバラクラバのため、乾燥ナシの洗濯をまわす必要があるのは手間に感じているのですが…… 普段乾燥機を使っていない方にとっては大きな問題ではないでしょう。

というのは、スーパーメリノウールはウォッシャブルイージーケアという加工がされてるため、洗濯機で洗っても大丈夫なのです。
手洗いでなくてもOKというのは、むしろ大きな強みなのかもしれません。

ただし使えるのは中性洗剤のみなので、ご注意くださいね!