燃料価格高騰に伴い電気代も値上げの動きだ。家電の中でも冷蔵庫は意外に電気代がかかるものとして知られている。

冷蔵庫にかかる電気代と電気代が高くなるNG行為を知り節約に役立ててみよう。

冷蔵庫の電気代

一般的な冷蔵庫の電気代は以下の表のとおりだ。

冷蔵庫の
使用人数
環境ラベル 容量 年間電気代
(50Hz)
多段階評価点 省エネ基準達成率
(2021年度)
1人用 1.8~2.1 100~105% 142~280 L 6,993~8,991円
2人用 1.4~3.6 83~102% 335~420 L 7,290~11,340円
3人用 3.6~4.2 100~110% 450~470 L 6,453~7,128円
4人用 3.4~4.4 100~119% 512~551 L 6,669~7,884円
5人~用 3.5~4.5 106~124% 600~700 L 6,804~8,370円

表で着目したいのは、冷蔵庫の大きさと冷蔵庫の電気代が比例しない点だ。法律で定めた多段階評価点の値が大きいほうがエコな冷蔵庫であり、容量の大きい冷蔵庫ほど省エネ性能が高い傾向がある。

「小さな冷蔵庫だから電気代はかからないはずだ」と誤解しがちな点には注意しておきたい。

冷蔵庫の電気代が高くなるNGな使い方7選

電気代を節約したい場合は、以下のような使い方を極力避けることが必要だろう。

・扉の開閉の頻度が多い
・扉を開けたままの時間が長い
・扉の手前にカーテンがない
・食材を詰め込み過ぎている
・設定温度が常に強
・冷蔵庫の周りに物が多い
・古い冷蔵庫を使っている

冷蔵庫は、冷蔵庫内の温度が上がったことを検知した場合、再び庫内を冷やすために多くの電力を使う。また、食品を探すのに時間がかかる場合や冷蔵庫の冷却効率を下げる家具の配置も好ましくない。

古い冷蔵庫はそもそも省エネ性能が低いものが多いため、長年使っている冷蔵庫は電気代がかかる傾向が強いのだ。

冷蔵庫の電気代削減は冷蔵庫の性能と開閉時間の短さが重要

冷蔵庫の電気代を抑えたい場合は、省エネ性能が高い冷蔵庫を選ぶことが大切だ。また一度冷えた庫内の温度をできるだけ上げない工夫をするように留意したい。

冷蔵庫の扉を開ける際に頭に入れておこう。

文・鈴木郁恵

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