目次
ロッキングプライヤーがガレージやツーリングで大活躍する!
・ボルトの頭が嘗めてしまった時のリカバーに!
ツーリング時に携行していると助かる場面があるかも!?
・ペダルが折れた時にも!
・ツーリング先の車載工具としても役立つ
ロッキングプライヤーがガレージやツーリングで大活躍する!
溶接など家でする人などは稀なので、自分にはロッキングプレイヤーは必要ないかとお思いかもしれません。ところが、バイクのメンテであるとか、ツーリングの際に実はかなり役立つ使い方があるのです。
ボルトの頭が嘗めてしまった時のリカバーに!
先にも述べたようにロッキングプライヤーは顎の最大開口サイズ内であれば、しっかり掴んだまま固定してくれます。
例えばプラスビスの頭が嘗めてドライバーがスリップしてしまうような場合、頭の部分を掴んで固定してしまえば、ロッキングプライヤーごと回して緩めることができるかもしれないのです。
柄の部分の開口幅調節ネジを締め緩めして、掴むもののサイズに合わせます。今回はプラスボルトの頭の部分です。
この使い方だと、写真のような先端形状でないとボルトの頭はキャッチできないかもしれません。
そのままグリップを握り込めば顎は握った状態でロックされます。ロックされれば手を離しても掴んだ状態が維持されます。
しっかりロックされていれば、そのままロッキングプレイヤーを回転させてボルトを緩めることができるはずです。もちろん、頑固に錆びついたり固着したボルトには潤滑浸透剤とか熱を加えるとかの事前準備は必要となってきます。
このように、ボルトの頭に少し掴めるスペースがあるのならば、嘗めてしまったボルトでもロッキングプライヤーで緩めることができるかもしれないのです。
事実、用品店メカニックとして働いていた頃から、趣味のサンメカ作業時代、モトメンテの編集部時代までピンチを救われた経験は少なくありません。
ツーリング時に携行していると助かる場面があるかも!?
さらにロッキングプライヤーの活躍の舞台はガレージにとどまりません。
ツーリングに携行しておけば万が一のピンチの際、救世主となるかもしれません。
例えば転倒時です。軽い立ちごけでも レバーが折れてしまうことは良くありますが、クラッチでもブレーキでも、レバーが短くなって操作できなくなれば、そこから自走で帰ることは困難になってしまいます。
そんな場面でも、ロッキングプライヤーを持っていれば、レバーの残った部分に固定して何とか操作ができるかもしれません。
レバーの残った部分を咥えて、ロックしてしまえば
とりあえずのブレーキレバーとして機能させることができます。
ペダルが折れた時にも!
同様に、やはり転倒でペダルが折れてしまうこともありますが、そのような時でもペダルの残った部分に固定して、非常手段としてペダル代わりにできるかもしれません。
ツーリング先の車載工具としても役立つ
ステンレスワイヤー(針金)を使った作業の時や、ナットの山が崩れてしまうのであまり積極的にはお勧めできないですが、緩んだミラーのナットをしっかり締めたりすることができます。
あまりメジャーな工具ではないので、車載工具やセット工具には含まれていることは稀ですが、ここで紹介したように実は様々な用途に使えるのがバイスプライヤ―の良いところです。
ホームセンターで1000円程度から購入できますので、ひとつ持っておくのがお勧めです。
提供元・Moto Megane
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