ミニベロのデメリットを紹介

ミニベロで快適な街乗りを実現! 5つのメリットと3つのデメリット
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)

続いては、ミニベロのデメリットを紹介していこう。

安定性は欠けている

ミニベロは安定性が欠けているというデメリットがある。

メリットの項目では車輪が小さいため小回りが利くというメリットを紹介したが、それは逆をいえばハンドルを切りやすいため安定性は欠けているということを意味する。

車輪のサイズが小さい自転車は概ね安定性に欠ける傾向にあり、少し強い風が吹いたりハンドル操作を間違えるとふらついてしまう。運転の際は十分に気を付けよう。

長距離の走行には向いていない

ミニベロはクイックな走りが可能である一方、長距離の走行には向いていない。街中では快適な走りを実現できるが、長距離を走るサイクリングには不向きだ。

ミニベロが街中に向いている理由は小回りとストップ&ゴーの快適さにあるが、一方で車輪のサイズが小さいため、早いスピードを維持することが苦手。ミニベロはペダリングの脚を止めた瞬間からの速度の低下率が高いため、ロードバイクのように常に早く走ることができないのだ。

また、上り坂に差し掛かった際の失速率も高いため、ちょっとした坂道でも上るのが大変だ。もちろん長距離を走るのに向いているミニベロも発売されているが、乗る人の体力は普通のロードバイクに乗るよりも必要だということを理解していただきたい。

重たいので輪行しにくい

ミニベロは車輪のサイズが小さくコンパクトなので軽い印象があると思うが、実は意外に重たい。

小さい車輪を人の体に合わせるためにフレームが大きくなるため、ミニベロは軽々持ち運べる自転車ではないというデメリットがある。

もちろん、輪行に向いている車体が軽いミニベロも発売されているが、一般的にはそこまで軽くないため、気軽にアウトドアに持って行くための自転車としては不向きだ。

輪行を考えている人は、普通の折りたたみ自転車を購入した方がいい。一般的なミニベロは持ち運ぶのではなく、気軽な街乗りを快適にするために重宝できるのだ。

利用シーン別のミニベロおすすめモデル

一口にミニベロといっても種類はさまざまなので、自身の利用シーンに合わせてモデルを選択する必要がある。以下では、利用シーン別のおすすめのミニベロを紹介していこう。

通勤や買い物などの街乗り

ミニベロで快適な街乗りを実現! 5つのメリットと3つのデメリット
(画像=ベガス ブリヂストン、『男の隠れ家デジタル』より引用)

通勤や買い物などの街乗りができるミニベロは、小回りが利くコンパクトなモデルがおすすめ。長距離を走る必要がないため、低価格でありながらカゴが付いている方が使い勝手が良いだろう。

普段使いでの利用を考えている人には、『ベガス ブリヂストン』を推奨したい。

発売から10年以上が経過しているにも関わらず、現在も高い人気を誇っているブリヂストンの人気モデルである「ベガス」は、コンパクトでお洒落な見た目と高い走行性能が特徴。チューブが太くて肉厚なファットタイヤなので、振動が軽減されるため段差がある道でも走りやすい。

フレーム設計、大きいサドル、楽な姿勢をキープできるハンドル。これらすべてが街乗りを快適にしてくれるものなので、初のミニベロ購入を考えている人には特におすすめだ。

長距離サイクリング

ミニベロで快適な街乗りを実現! 5つのメリットと3つのデメリット
(画像=ラレー、『男の隠れ家デジタル』より引用)

ミニベロは小さい車輪ながらも高い走行性能が備わっているモデルが多い。中には、ロングライドに適したモデルも発売されているため、長距離のサイクリングも楽しめるのだ。

ミニベロで長距離を走りたい人には、『ラレーのミニベロ』を推奨したい。

ラレーはイギリスのスポーツバイクブランド。こだわりの走行性能はミニベロでありながらフルサイズにも匹敵する程なので、長距離サイクリングにも十分に利用できる。

美しいホリゾンタルフレームは見るものを魅了する。コンパクトかつスリムでありながらダイナミックなデザインとなっているため、抜群の走行性能なので乗り心地も抜群だ。