<トップ写真 提供:秋田県観光連盟「アキタファン」>

こんにちは!たびこふれライターの中尾です。

樹氷と聞いて最初に思い浮かべるのが山形県の「蔵王(ざおう)」の樹氷だと思います。しかし、同じ東北の秋田県でも樹氷を見ることができます。そこは秋田県の「森吉山(もりよしざん)」。どんな樹氷を見ることができるのか楽しみです。それでは森吉山へ行ってみましょう!

目次
樹氷ってなに?
森吉山の樹氷はいつ見るの?
森吉山の樹氷はどこで見るの?
晴れた時の森吉山の樹氷
吹雪の時の森吉山の樹氷...
樹氷観賞はどんな服装で行けばいいの?
樹氷を見る時の注意事項は?
森吉山阿仁スキー場の看板犬
日本三大樹氷
森吉山は花の百名山
森吉山阿仁スキー場のアクセス

樹氷ってなに?

アオモリトドマツの木に氷と雪が付着してできたもの。マイナス30℃でも凍らない雪粒が、強い風に乗ってアオモリトドマツに衝突すると、一瞬にして氷になります。これが繰り返され、大きく成長し樹氷になります。樹氷ができるための条件はいくつかあり、これらを満たす場所は世界的に希少なのだそうです。サラサラ雪の北海道は木に付着しない、ベタ雪の東北より南の雪も氷にならないから付着しないそうです。

森吉山阿仁スキー場の山頂駅ではスタッフが樹氷に関する説明を行っています。

【秋田】日本三大樹氷「森吉山」で見上げる雪の造形美
(画像=『たびこふれ』より 引用)

外に出していた真水(水道水ではダメ)を室内に持ってきて「どんっ」と振動を与えると下から水が凍っていきます。これがアオモリトドマツに衝突して氷になる原理です。

【秋田】日本三大樹氷「森吉山」で見上げる雪の造形美
(画像=『たびこふれ』より 引用)

森吉山の樹氷はいつ見るの?

森吉山が掲げる樹氷鑑賞期間は、2022年(令和4年)は1月8日から3月6日までとなっています。もちろん前後でも気象条件が揃えば見えますが、確実に見ることができるのは2月中だそうです。