Canvaの有料プラン

Canva(キャンバ)ってなに?初心者にも分かる使い方を解説します!
(画像=『MarkeTRUNK』より 引用)

Canvaには、有料プランがあることをお伝えしました。そこで、Canvaの無料プランと有料プランの違いを詳しくご説明します。

無料プラン

費用:0円

無料プランでは、25万点を超える無料テンプレートや100種類以上のデザインタイプ、写真、グラフィックスなどを利用できるほか、メンバーをチームに招待したり、リアルタイムでコラボレーションやコメントを行ったりすることができます。また5GBのクラウドストレージを利用することができます。

有料プラン

Canva Pro
費用:年額12,000円/1~5人、月額1,500円/1~5人

Canva Proでは、無料の機能に加えて、次のことを行うことができます。

  • 1億点を超えるプレミアムストック写真、動画、オーディオ、グラフィックを利用できる。
  • 61万点以上のプレミアムテンプレートと無料テンプレートを利用できる。
  • 最大100組のブランドキット活用により、ブランドやキャンペーンのカラー、ロゴ、フォントを簡単に保存し、適用できる。
  • 背景リムーバーという機能により、写真の背景を瞬時に削除できる。
  • マジックリサイズという機能で、デザインのサイズを好きなだけ変更できる。
  • チームが使用するテンプレートとしてデザインを保存できる。
  • クラウドストレージは100GB利用できる。
  • ソーシャルメディアコンテンツを、8つのプラットフォームにスケジュールできる。

Canva Enterprise
費用:月額3,000円/25人

Canva Enterpriseでは、Proの機能に加えて、次の機能を利用できます。

  • 複数のブランドキットを使用できる。
  • ブランドコントロールを使用し、アプリやグラフィックス、色、ロゴ、フォントへのチームのアクセスを管理できる。
  • Canvaへのチームのアップロードを管理できる。
  • 組み込みワークフローを使用し、デザインの承認を取得できる。
  • チームが編集できる素材を設定して、テンプレートのロック機能を利用できる。
  • ストレージは無制限で利用可能。
  • シングルサインオン(SSO)に対応。
  • 24時間365日の企業レベルのサポートが可能。

有料プランは、チームでCanvaを活用したい場合に便利といえます。ただ、Canva Proのほうは個人や従業員一人でも利用可能です。いずれにしてもプライベート利用というよりも、仕事利用に便利と言えます。また、Canva Enterpriseは、25人からのプランであるため、完全にチーム向けとなります。
状況に応じて選ぶことができます。ちなみに教育機関と非営利団体は、無料で利用することができるとCanva公式サイトに案内があります。詳細は公式サイトをご確認ください。

Canvaで作ることができるおすすめのグラフィック

Canvaでは、さまざまなグラフィックを作ることができます。先にご紹介したように、テンプレートが豊富で、カテゴリ別になっているため、色々な用途で臨機応変に利用することができます。ここでは、おすすめのグラフィックをご紹介します。

Instagram投稿用画像

Canvaには、InstagramのストーリーやInstagramの投稿用、食べ物や誕生日のInstagram画像といったInstagram向けのテンプレートが多くあります。

例えば、Instagramのストーリーのテンプレートでは、簡単な動きのある画像や文字のオシャレなテンプレートがそろっており、画像や文字を差し替えるだけで、オシャレなストーリー投稿を作ることができます。

Canva(キャンバ)ってなに?初心者にも分かる使い方を解説します!
(画像=『MarkeTRUNK』より 引用)

Instagramの投稿用の画像の場合、写真とイラスト、文字などが洗練されたデザインのものが多く、投稿すればパッと目を引くビジュアルを簡単に創り出すことができます。
中でも、食べ物のInstagram投稿のテンプレートがあるのは注目です。食品メーカーや飲食店などは大いに活用できそうです。

YouTubeサムネイル、YouTubeチャンネルアート

YouTubeサムネイルやYouTubeチャンネルアートといった、YouTubeチャンネルを運用している企業が使えるテンプレートもあります。

YouTubeのサムネイル画像は、その動画を見てもらえるかどうかの分かれ道となるため、非常に重要といわれています。再生数を伸ばすためにも、クオリティの高い画像を作る必要がありますが、Canvaではそれが簡単に実現できます。

YouTubeチャンネルアートとは、YouTubeチャンネルページの上部ある背景画像のことを指します。この画像を編集して独自のチャンネルアートに設定することで、自社のチャンネルだと視聴者に認識してもらうことが可能です。インパクトのあるものにすれば、覚えてもらいやすくなるでしょう。もしかしたら、デザインが優れているということから、チャンネル登録してくれるかもしれません。

ポスター、チラシ・フライヤー、パンフレット

Canvaでは、ポスター、チラシ・フライヤー、パンフレットといったマーケティング施策に役立つテンプレートも用意されています。いざ、ポスターやチラシなどを作成するとなったら、まずは「デザインはどうしようか…」と悩むこともあるかもしれません。デザイナーではない限り、優れたデザインをゼロから生み出すのは至難の業ですよね。そんなとき、Canvaのテンプレート群を眺めていると、「これがピッタリだな」「これならいける」など、アイデアがどんどん湧いてくるものです。すでに完成されたデザインであるため、画像やフォントを入れ替えるだけで洗練されたデザインのポスターやチラシを作ることができます。時間が限られているときなどは特に重宝しそうです。

プレゼンテーション用画像

プレゼンテーション用画像のテンプレートは、主に表紙や章の区切りとなるページに差し込むデザインがそろっています。表紙が優れたデザインだと、「おっ、このプレゼンはすごそうだぞ」と感じさせるのは不思議なものです。もちろん、中身も大事ですが、Canvaのテンプレートで作成すれば、一目置かれることは間違いないでしょう。

ホームページ用画像・ロゴ

ホームページやロゴは、Webサイトやブログを更新する役割の人であれば、特に重宝するでしょう。何か優れた目を引くグラフィックがほしい、という場合に活用できそうです。
ホームページ用では、海外のホームページによくある洗練されたデザインがそろっています。レイアウトのアイデアが欲しいというときに眺めてみるのもいいでしょう。
ロゴは、日本語のデザインのものもあるため、応用が効きそうです。

名刺

名刺もおすすめのテンプレートです。フリーランスや個人事業主の方であれば、自由なデザインを行うことができるため、Canvaで作ってみるのもいいでしょう。シンプルなものから、凝ったデザインのものまで豊富にあります。