戦争はもうすぐ終わる ウクライナ情勢

ウクライナ情勢ですが、私見で申し訳ないですが、もう数日以内に停戦になるとみています。そもそも今回はロシアの一方的な侵攻/侵略です。ウクライナもそれなりの戦力がありますが、戦っているとも思えないのです。確かにロシア相手ではまともな戦いはできず、制空権はとられたわけで抵抗しようがなく、結果が分かっていた戦いです。

戦争はもうすぐ終わる ウクライナ情勢
(画像=metamorworks/iStock、『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

実際にハイレベルの停戦に向けた協議が行われる算段が進んでいます。ロシアの最大の敵はゼレンスキー大統領で、何らかの理由をつけて拘束するとみています。そして政権を交代させ、親ロ派の国家づくりをするでしょう。ロシアの傀儡国家です。ここはプーチン氏が絶対に譲れないところでグルジアへの予防線でもあるはずです。とすれば以前から申し上げている通り、戦争行為は間もなく終わり、市民はその後片づけに追われ、先行きが読みにくい時が来ます。今回、プーチン氏はかなり強引でしたが、中国も香港でほぼ同じようなことをしたわけです。体制の色の塗り替えです。

問題は場外戦です。そして最大の注目はプーチン氏はその権力の座に留まることが可能なのか、です。私はプーチン外交をそれなりに20年以上見てきた中でこのところ、彼は性格が変わった気がしています。強情で誰の言うことも聞かない裸の王様です。プーチン氏がマクロン氏やラブロフ外相とあの6メートルの長さがある会議テーブル越しで話をします。心理的に身の安全を確保している行動でしょう。その会談の様子は滑稽を通り超えています。私はプーチン氏の時代は長くないかもしれないと思っていますが、しかし、ここは本人を含め、誰にも予想できません。