ビジネスマンとして、タスク管理は必須のスキル。自分自身で仕事量を決めていかなければならないフリーランスにとっては、なおさら「仕事の進捗」を握る重要なカギとなるのではないでしょうか。
そこで今回はフリーランスである筆者が、仕事を効率化させるタスク管理術をご紹介します。スムーズで効率の良い働きかたを実現していくためにも、ぜひ実践できるものを取り入れてみてくださいね。
目次
タスク管理を行うメリット
タスク管理を上手に行うコツ
タスク管理におすすめのツール
まとめ
タスク管理を行うメリット
タスク管理を行うことで、適切な時間管理ができ、短時間でタスクをこなせるようになります。また時間を細分化しながらタスク管理を行えば、タスクに対して集中して取り組むことができるなど、さまざまなメリットがあります。
メリット1. 適切な時間管理を行える
タスクに取り組む時間を明確にすることで、決められた時間内でタスクをこなすことを意識できます。
1日のタイムマネジメントがしやすくなるほか、決められた期限内に仕事を終えられるなど、チームで仕事をする上でもメリットがあります。
メリット2. 仕事の漏れがなくなる
タスクの優先順位を決めてこなしていくことで、抜け漏れが減らせます。
「緊急性の高いタスク」「空き時間に手をつけるタスク」など期限が決められているものを確認し、期限が近いものから優先的にこなすことでやらなければいけない仕事に漏れがなくなります。
メリット3. 業務内容を把握できる
タスク管理を行うことで自分が持っている業務の棚卸しも同時に行えます。そのため業務内容の把握もカンタンに。
また、いくつかの工程を経て達成できるプロジェクトの場合、タスクが明確になっていればロードマップを引くのも容易です。
タスク管理を上手に行うコツ
タスク管理は、手順を踏めば誰でもできるようになります。ぜひ、これからご紹介するステップに沿ってタスク管理を実践していきましょう。
コツ1. 自分が持っている仕事を書き出す
まずは自分が持っているタスクを書き出します。ノートに箇条書きにしたり、1タスクにつき1枚の付箋を使って書き出したりするのもおすすめです。
具体的な仕事のイメージができる解像度まで堀り下げて書き出すことで、「どんなタスクを指しているか」が明確に分かるようになります。
コツ2. タスクの優先順位を決める
次に優先順位を決めていきましょう。
優先順位は「重要度」と「納期」を考慮して決めていくのが良いでしょう。
単純な例でいうなら「重要度が高くて納期の近いもの」は優先度を高く設定し、「重要度が低くて納期の遠いもの」は優先度を低く設定します。
このほか、自分の得意分野から着手したり、苦手なものはじっくりと時間をかけたいからこそ優先度を高めにしたりと、自分に合ったタスク優先度を見つけていくのも重要なポイントです。
コツ3. タスク管理ツールに落とし込む
優先順位を決めたら、タスク管理ツールに落とし込んでいくのがオススメです。人間が覚えていられる情報量には限界があるため、ツールを活用して仕事の漏れや重要度を可視化しましょう。
チームと個人では管理するタスクの粒度が違うので、ツールを使い分けることで効率的なタスク管理ができます。