■LEDを一日中つけっぱなしにした場合

最近は、蛍光灯よりもLEDを備え付けている家庭が増えてきた。このLEDは蛍光灯と比べて電気代を抑えられると聞くが、どれくらい違うのだろうか?

家庭用のLEDシーリングライト(45W)を前提に計算すると、1時間つけっぱなしにした場合の電気代を以下のように算出できる。

「45(W)÷1,000×1時間(使用時間)×27円(1kWhあたりの電気代)=1.215円」

LEDを1時間つけっぱなしにしても、1.215円しか無駄にならない。24時間で計算すると29.16円、現実的に10時間で計算しても12.15円である。

蛍光灯と比較すると、電気代は約40%安くなっている。このことから、仮にLEDを長時間つけっぱなしにしたところで、電気代はほとんどかかっていないのだ。

そのため、長時間のつけっぱなしを注意された場合、13円ほど渡しておけば円満に解決するだろう。

■電気代を理由に反論するのは危険

電気を一日中つけっぱなしにしたところで、発生する電気代はたかが知れていることがわかった。

また、短時間で照明をON・OFFする場合は、余計に電気代がかかってしまうことからも、こまめに電気をつけたり消したりするのはあまり効率的ではない。

しかし、それら電気代を理由に「電気を消さなくても良い!」と反論するのは、あまりに危険すぎる。

なぜなら、電気のつけっぱなしを注意している人は、無駄な電気代よりも行為そのものを注意しているためだ。つまり、「無駄な電気代がかかる」というのは建前で、電気を消し忘れていることに対して怒っている。

その人のだらしなさや、普段からの生活習慣に対する怒りであるため、「電気代は大してかからない」という事実を主張しても、あまり意味がないのだ。

むしろ、火に油を注いでしまい、余計に怒りを増幅させてしまうだろう。それらのことから、本記事で解説した内容はまったくの無意味であることがわかる。

素直に家族やパートナーに謝罪した上で、生活習慣や悪いところを直す努力をしていこう。

提供元・男の隠れ家デジタル

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