トヨタが発売する本格的オフローダー、ランドクルーザー。

現行200系の他、復刻モデルで話題となった70系やヘビー系、ライト系などその種類は様々です。なんとなく分かってはいるもののそれぞれの違いははっきりとは説明できない…という方へ。

今回はプラドについて詳しく見ていきます!

Chapter
ランクルプラドの起源は?
特徴的なのはフロントデザイン!
ランクルの小型SUVであるプラド
現行国内向けモデルではすべて5ドアとなりました

新型ランドクルーザープラド徹底解説動画

ランクルプラドの起源は?

ランクルプラドとランクルは何が違うのか?
(画像=『CarMe』より 引用)

ランドクルーザープラドの起源は1984年から発売されていたランドクルーザー70系の派生系、ライト系に遡ります。それまでのランドクルーザーを引き継ぐのがヘビー系であり、ライト系はその小型版です。

2ドアで設定されていたライト系でしたが、1990年4月に4ドアのセミロングタイプが登場します。そしてこれがプラドという名称で呼ばれることになったのです。

そもそも軍隊用に開発された本格四駆であるランクルを、よりSUVとしての需要に応えるために乗り心地やサイズを改良したのがランクル プラドということです。

特徴的なのはフロントデザイン!

ランクルプラドの外観で特徴的なのがフロントグリルのデザイン!通常のランクルは横に配列されたものや格子柄のものが一般的です。しかしランクルプラドのフロントグリルは縦置きと個性のある配置になっています。

ランクルプラドのフロントグリルが縦に配列されるようになったのは1996年に登場した2代目の90系からです。日本国外向けモデルと3ドア車限定で縦置きのフロントグリルが採用され、その次の代の120系からは全面的に現在の縦置き配置になりました。

SUVらしい力強さを感じるデザインですね。