【ムーヴメントとバックルについて】

【価格破壊ウオッチを実機レビュー】新上陸を果たした、“ニバダ・グレンヒェン(Nevada Grenchen)”のクロノマスターブロードアロー
(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

裏ブタはスクリューバックのため搭載するムーヴメントを見ることはできないが機械はセリタのCal. SW510 M BH bを搭載。振動数は毎時2万8800振動で、最大67時間パワーリザーブを備える。

文字盤、ケース、ブレスレットと、時計全体を通して1960年代のオリジナルモデルを忠実に再現したデザインが採用されているが、装着時のホールド感や強度に大きな影響を与えるバックルについては、現代のニーズに合わせて厚さと堅牢製を重視した作りを採用。ほかのパーツに比べるとややモダンな印象を感じさせるデザイン、作りについては評価が分かれる点と言えそうだが、筆者としては、アンティークテイストを邪魔しない絶妙なバランスで堅牢さが高められている点を評価したい。

【装着感について】

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(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

ケースサイズは38mm、ラグからラグまでの上下幅は46.5mm、厚さ13.75mm。立体感のあるドーム形風防と逆台形ベゼルを採用したこともあってややボリューム感の仕様なのだが、ミドルケースを薄型に仕上げたことで実寸よりもスリムな印象を感じさせる。やや長めのラグは手首に向けて傾斜を付けており、薄型のブレスレットを採用することで装着感が高められている。