スマホなどから残高照会や振り込みができるインターネットバンキング。今や利用したことがない人の方が少ないほどだ。マイボイスコム株式会社は2月17日、23回目となる「インターネットバンキングの利用」に関する調査の結果を発表した。それによると現在、最もインターネットバンキングが利用されているのは「楽天銀行」でその利用率は約50%だそうだ。なぜそんなに楽天銀行が利用されるのか。利用者の声などをまとめて紹介しよう。

インターネットバンキングで何してる?利用者がよく使うサービスは

ネットバンキング利用者の51.6%が「楽天銀行」という調査結果が、選ばれる理由とは? PayPayユーザーも気になる
(画像=今やスマホがATM代わり、『オトナライフ』より 引用)

マイボイスコム株式会社が2022年1月1日~1月5日に10,000人から回答を得た調査の結果によれば、インターネットバンキング現在利用者は全体の66.2%で、2018年以降微増傾向が続いている。

よく利用されているサービスは「口座情報の照会・明細の確認」が85.0%、「振り込み・送金」が78.4%。これらのサービスはATMに行ってもすぐに完了できるが、行かなくて済むものならぜひインターネット上で利用したいものだろう。

次に多かったのが「ネットショッピングなどの決済」で38.9%。家や外出先でスマホなどから手軽にモノが買える時代、今後も需要は伸びるに違いない。特にキャッシュレスやネットショッピングに特化した企業系の「楽天銀行」「PayPay銀行」では他の銀行を利用している回答者よりも多かった。また「新生銀行」「住信SBIネット銀行」では「振り込み・送金」の利用割合が高かったのも、それぞれの口座開設の目的ごとの利用者層をうまく取り込んでいる証拠と言えるだろう。