【基本3】どこにピントを合わせるか指定&写真を明るくする

フルオートで撮影すると、肝心な被写体がボケてしまうことがある。これを回避するにはどうすればいいのだろうか?

AQUOS R6のカメラアプリを起動すると中央に青い四角があるが、それこそがピントを合わせるポイントだ。

設定しなければ、真ん中にピントが合う仕組みだが、被写体が真ん中にないときや、意図的にピントの合う場所を変更したいときは、自分でどこにピントを合わせたいかを指定できる。

たとえば、目的の被写体であるネコが画面の中央にないときは、端っこにあるネコをタップすることでピントをネコにバッチリ合わせることができるのだ。

また、画面をタップするとピントの青い四角の横にスライドバーが出てくる。このバーをスライドさせると明るさを調整できるので、もし画面が暗い場合はバーを上にあげてみよう。逆に明るすぎるときはバーを下げて画面を暗くすればいい。

これらは基本中の基本だが、写真を上手く撮れない人はこのような設定をまったく行っていない可能性が高い。

もはやデジカメ!? シャープ「AQUOS R6」で映える写真を撮るために覚えておきたい6つの設定
(画像=スマホの画面で目的の被写体をタップすると(左写真)、その被写体にピントが自動的に合うはずだ(右写真)。まずはピントを確実に合わせる方法を覚えよう、『オトナライフ』より引用)
もはやデジカメ!? シャープ「AQUOS R6」で映える写真を撮るために覚えておきたい6つの設定
(画像=ピントの青い四角の横にあるスライドバーで明るさを調整してみよう。中央が何もしていない写真でスライドバーを下げれば暗く(左)、上げれば明るくなるはずだ(右)。暗い部屋や逆光のときに調整してみよう、『オトナライフ』より引用)

【基本4】「AF/AEロック」を使ってピントや明るさを固定する

動きのある被写体やピントを合わせにくいシーンを撮影するときは、ピントの位置や明るさを固定しておきたいもの。そんなときは「AF/AEロック」機能が便利だ。

「AF」とは“オートフォーカス”の略で、「AFロック」はピントを固定するという意味だ。「AE」は“オート露出”の略で「AEロック」は露出を固定することになる。

たとえば、ホームに入って来る電車を撮影するとき、あらかじめピントを合わせたい位置で「AF/AEロック」をかけておけば、実際に電車が来たときに慌ててピントを合わせたり、露出を調整しなくてもいい。

ほかにも、2人の人物のスナップを撮るとき、真ん中が空いているとピントや露出が合わないので、どちらかの人物に「AF/AFロック」をかけてから、カメラを元の位置に戻すと、簡単にピントと露出が合った写真を撮影できるのだ。

「AF/AEロック」を使うには、ピントを合わせるときの青い四角を被写体に合わせて長押ししよう。すると、四角が黄色になり鍵マークが表示され、ピントと明るさが固定される。

ちなみに、明るさは横のスライドバーを上下させれば調整することができる。また、「AF/AEロック」を解除したいときは、画面のほかの場所をタップすればOKだ。

もはやデジカメ!? シャープ「AQUOS R6」で映える写真を撮るために覚えておきたい6つの設定
(画像=ピントを合わせるときの青い四角を被写体に合わせて長押しすると、四角い枠が黄色くなり鍵マークが表示される。これで「AF/AEロック」が有効となり、ピントと露出を固定したままにできる、『オトナライフ』より引用)
もはやデジカメ!? シャープ「AQUOS R6」で映える写真を撮るために覚えておきたい6つの設定
(画像=このように被写体が真ん中に誰もいない構図の場合は、どちらかの人物に「AF/AEロック」をかけてから、元の構図に戻してシャッターを切るとよい(写真はイメージです)、『オトナライフ』より引用)