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駐車監視員が設置されて違法駐車は減った?
駐車監視員になって事故防止の手助けをしよう
駐車監視員が設置されて違法駐車は減った?
駐車監視員が違法駐車の取り締まりをするようになったのは、駐車監視員制度が始まった2006年6月1日からです。この制度が始まって違法駐車の数に変化があったのかについて、平成30年に警察庁交通局が東京都で実施した調査結果をもとに探っていきましょう。
【東京都の特別区を対象にした瞬間路上駐車台数の推移】
- 2005年の瞬間路上駐車台数・・・105,388台
- 2010年の瞬間路上駐車台数・・・ 58,277台
- 2018年の瞬間路上駐車台数・・・ 52,675台
という結果になっており、2006年から駐車監視員の取り締まりが始まって以降、路上駐車の台数が大幅に減少していることが分かります。また、違法駐車の台数が減ることで駐車車両との交通事故件数も減少し、2005年の死亡事故が6,691件だったのに対して2018年の死亡事故が3,449件に減少しています。
これらの結果は東京都の特定のエリアでの結果となり、他の地域では違法駐車がそれほど減っていないケースもあります。しかし、違法駐車が減ることで交通事故の件数まで減っている実例があるのは、駐車監視員が設置された大きなメリットと言えるでしょう。
駐車監視員になって事故防止の手助けをしよう

今回は、駐車監視員の仕事内容や仕事をするにあたって必要な資格、給与の目安などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。駐車監視員の仕事に就くには、公安委員会が国家公安委員会規則で定めた放置車両の確認等にかかわる技能及び知識に関する講習を受けたのち、その過程を終了する必要があります。そして、考査に合格し、修了証明書を交付された者が違法駐車の車や自転車を取り締まる業務にあたります。
駐車監視員は違法駐車に対して警察官と同じ業務にあたることから「みなし公務員」という位置付けになるものの、基本的に民間の警備会社に所属することになるので、年収は200~300万円程度に留まると考えられます。
一般的な会社員と比較すると給与の水準は低いものの、駐車監視員の仕事は資格を持っていなければ就くことができません。そのため、50代以降の方にとって働きやすい仕事だと言えるでしょう。駐車監視員への仕事に興味を持った方や転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
提供元・工具男子
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