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怨念を鎮めるために祀られた学問の神、菅原道真
怨霊説のある日本造りをした神様
怨念を鎮めるために祀られた学問の神、菅原道真
もうひとつ祀られている祟り神があります。
学問の神様として受験生にも人気の菅原道真公です。
この神様もまた、日本三大怨霊の一人なのです。
学業成就の他にもご利益のひとつに厄払いがあるのを知っているでしょうか。
平安時代に学業優秀で宇多天皇・醍醐天皇と二代に仕え、右大臣にまで昇り詰めました。
ところが、権力闘争に巻きこまれ、九州の大宰府に左遷、その地で亡くなります。
菅原道真の死後、不吉な出来事が続いたことから、その怨念を鎮めるために神様として祀られたと言われています。
明晰な頭脳に裏付けられた呪力が、邪気を払ってしまうのでしょう。
怨霊説のある日本造りをした神様

(画像=『北海道そらマガジン』より引用)
日本の国づくりをしたことことから開拓の神として祭られる大巳貴神。
大国主命と言えばよく知られているでしょう。
「因幡の白兎」や出雲大社の御祭神として有名です。
大国主命が当時の大国の統治者で、それを滅ぼした勢力が呪われるのを恐れて、神格化し出雲大社に祀ったという説があるのです。