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祀られた神様は北海道最多の九柱
日本最強怨霊とも言われる崇徳天皇

仕事ではミスばかり、プライベートでもうまくいっていない・・・そんなときにピッタリの神社です。

札幌駅からは地下鉄乗車11分、地下鉄東豊線「栄町」駅からは徒歩8分で到着します。
丘珠空港通りをまっすぐ西に歩くだけですので、道程はわかりやすいです。
目印には、神社の目の前に比較的広い敷地のひのまる公園があります。

祀られた神様は北海道最多の九柱

邪気をもって邪気を制する?! 烈々布神社
(画像=『北海道そらマガジン』より引用)

札幌市東区にあるこの神社は、「れつれっぷ」神社という難読名。
明治の北海道開拓時代に、この周辺を烈々布地区と言ったことに由来します。

建立は明治22年と古く、最高神の天照大神を筆頭に大巳貴神・少彦名神・埴安姫神・倉稲魂神・誉田別尊・菅原道真・崇徳天皇・三吉大神と、実に九柱の神様が祀られています。
北海道でも最多数の神様を祀っている、ご利益満点の神社です。

日本最強怨霊とも言われる崇徳天皇

邪気をもって邪気を制する?! 烈々布神社
(画像=『北海道そらマガジン』より引用)

祀られている神様のひとつに、崇徳天皇があります。
百人一首では、現生で結ばれない悲恋の歌を謳われたロマンティックな天皇ですが、その運命は数奇なものでした。
当時の権力者白河院の隠し子と噂され、保元の乱に敗れて讃岐の国(今の香川県)に配流されます。

その生活のひもじさから、京の都を呪って亡くなったと言われています。
のちの雨月物語や椿説弓張月にも、強力な怨霊として登場し、日本三大怨霊の一人にもなっています。
神社にあった御祭神が書かれた石碑にも、崇徳天皇だけはそのご利益が書かれていません。
その名を口にすることさえ憚られる強大な祟り神として、どんな災いも寄せ付けないのです。