小森海岸で心打たれる

「ここ」と指定されたのが、小森海岸。

この夕日の写真は吉川さんが撮影したんですって。

烏帽子鉱の看板もあるので間違いなくここであるのは疑いようもないのですが…

遠くない??
吉川さん「遠いかね?よーと見てごらん」

よーと

よーと

見えました。
「あそこに行ってみたい。上陸したい」とお願いしましたが現在は立ち入り禁止区域なんですって。なのでここから見るしか方法はありません。

吉川さん「あそこに小道のように見える岩が連なっているでしょう」
ムトー「はい」
吉川さん「ちゃんと地上までつながっていたんですよ」
海上に突如浮かび上がるポカンと抗口が開いている烏帽子鉱。海底を掘って炭を運び、じゃばじゃば入ってくる水の排水もすべて行い人力で行い、今考えても大変であったことは想像に難くありません。
地上ですら大きな事故がある炭鉱工事なんですから、それを海中に作るなんて想像を絶する相当なご苦労があったことがしのばれます。

それでもここから見える景色はとてもきれいで美しい。

地球が丸いことがここでよく分かります。心が洗われる。今後つらいことがあったら牛深にこよう。そうしよう。
吉川さん「ムトーさん」
ムトー「はい」
吉川さん「キレイでしょう」
ムトー「はい」
吉川さん「これを”映え”と言います」
ムトー「…勉強になります」
素敵なデートでした
まさか85歳のおじいちゃんの口から「映え」なるワードが飛び出るとは誰が予想できたでしょうか。
もう少し待てばちょうど夕日が落ちるいい時間だったのですが、いかんせん熊本市までは3時間。夕日が落ちるのを待ってられない旨を伝え、この日のデートは終了しました。
今度はもう少しゆっくりじっくりと牛深探索をし、吉川さんと新たな牛深のデートスポットを回れればなと思います。
※記事中の情報は取材時点のものです。内容等変更になっている場合がございます。
文・ムトー/提供元・肥後ジャーナル
【関連記事】
・ザ・昭和!!1個100円のどら焼きがめっぽう美味い「豊月堂」の素朴な和菓子
・「ホットドッグ四ツ葉」が3月31日で閉店していた 第二空港線沿いの名店45年の歴史に幕
・デカ盛り1キロ弁当と300円のお手軽弁当どっちにする?3月15日武蔵塚駅前にオープンの弁当屋「キッチンリッシュ」
・熊本随一の青春の店「田中屋」でヤンキーになってきた 今と昔の高校生たちの違いも聞いてみたぞ!
・老舗「うなぎの徳永 北部店」の新店舗が凄い!うなぎにアラカルトにスイーツって幅広すぎ!