人と関わることが苦手な方は、コミュニケーションを取ることができないために部屋に引きこもりがちで、外に出て仕事をすることが難しい場合があります。

しかし自室に引きこもってもできる仕事があることをご存知でしょうか。何もせずに部屋にこもるのではなく、仕事を始めてみませんか?引きこもりでも無理なくできる仕事や、向いている条件などをチェックしてみましょう。

目次
そもそも引きこもりとは?
引きこもりが仕事を探す前にすべきこと

そもそも引きこもりとは?

引きこもりでも仕事できる?無理なく働ける仕事をご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

近年良く耳にする「引きこもり」は精神疾患や何かしらの病気、ケガを指定内にも関わらず、6カ月以上自分の部屋や自宅から外出しない、他人との関わりを絶っている状況を言います。

引きこもりとされる人数は100万人以上にもなり、近年引きこもり期間が長期化する傾向にあります。その原因は学校での成績ダウンや受験、友人関係の悪化による不登校、職場での人間関係やリストラ、就職できないなど挫折によるものが多くなっています。

引きこもりといってもその実態は様々で、自室からまったく出ない場合から、外には出ないが部屋からは出るパターンや、コンビニや映画など他人と深く関わらない場所には出かける、趣味のためには外出できるなど色々あります。

引きこもりが仕事を探す前にすべきこと

引きこもりでも仕事できる?無理なく働ける仕事をご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

引きこもりでは仕事ができない、というのは間違いです。引きこもりでもできる仕事はありますが、その前にいくつかすべきことがあるので参考にしながら仕事を探してみましょう。

自分の長所や短所を考えてみる

引きこもりでも仕事できる?無理なく働ける仕事をご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

引きこもりに関係なく、仕事を探す前にはまず自分の長所や短所を考えます。得意な分野や苦手なことを客観的に知ることで、どんな仕事に向いているかが判断しやすくなります。

1人で黙々と作業することが向いている、新たなジャンルに取り組みたい、自分のペースで作業したいなど自分に適した環境が分かりやすくなるでしょう。また、これまでに仕事経験があった場合にはどんな職種が合っていたのか把握しておくのもおすすめです。

引きこもりでも仕事できる?無理なく働ける仕事をご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

長所・短所を考えるだけでなく、引きこもり以前のライフスタイルや趣味、なぜ引きこもってしまったのかを知り、現在の生活や過ごし方、他人と関わることができる距離感なども把握することでより適した仕事が探しやすくなります。

仕事をするときには面接などある程度のやり取りが必要になり、そこで趣味や現在の状況を聞かれる場合もあります。引きこもりとなった原因を聞かれる可能性もあり、それを説明するのはツラいかもしれませんが、客観的に見ることに徹してみましょう。

したくないことを明確にする

引きこもりでも仕事できる?無理なく働ける仕事をご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

引きこもりの場合、何らかの事情があって他人と関わることができない状況なので、したくないことや苦手なことを明確にしておく必要があります。「したくないこと」が分かっていれば、しなくて良い仕事を探しやすくなるからです。

引きこもりの場合は出社する、制服を着る、大勢の人と関わりを持つことはしたくない、という方がほとんどでしょう。

出社したくないけれど週に1~2回であれば我慢できる、長時間のネット作業は苦にならないけれど体力的に短時間でも力仕事は厳しい、など「したくない」事柄の度合いも明確にするとさらに仕事を絞ることもできます。

目標を決める

引きこもりでも仕事できる?無理なく働ける仕事をご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

どんな仕事でも目標を決めることで最後までやり遂げることができるようになります。引きこもりであっても同様に、まずは仕事をするための目標を掲げましょう。

ゲームが好きでゲーム制作に関わってみたい、という場合にはいきなり開発に関わることはできませんが、自分で攻略情報を集めてまとめる、ゲーム制作に必要なスキルを取得するなど色々な方法があります。

引きこもりでも仕事できる?無理なく働ける仕事をご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

将来的に何をしたいか、明確な目標であれば良いですが、現段階ではぼんやりとしたものでも構いません。「なんとなくやってみたい」が仕事のやる気に繋がります。

目標を決めることで必要なスキルを身につけるために動き出すことができ、そのスキルに関係した仕事が探しやすくなるでしょう。