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何歳まで働いてその後何歳まで生きるか
同じ金額と時間をかけ、投資で増やそう
何歳まで働いてその後何歳まで生きるか
老後を迎えた夫婦二人が「ゆとりある暮らし」を送る場合にかかる支出が約36万円というデータがあります。1年で432万円かかります。60歳で会社をやめて100歳まで2人とも40年生きるとすると、
432万円×40年=1億7,280万円
が必要になる計算です。
2020年時点で、年金を受け取っている方の平均金額は、夫婦で約21.4万円です(厚生年金に加入していた夫と、国民年金のみ加入者だった妻の場合)。ゆとりある生活を送るには、月に15万円ほど不足する計算となります。毎月15万円の不足は40年で7,200万円になります。年金以外のお金が必要になるという計算となります。
4,000万円の貯金は、毎月15万円ずつ使うと、22年でなくなる計算です。貯金は使った分だけ減っていきます。
投資によってある程度の資産を作れば、その先に、資産をどう維持・運用していくかを考えることができます。運用を続けて資産を維持しながら、資産の中から生活費としてお金を使っていくことも可能となります。方法は一つではありません。
参照:令和元年度 生活保障に関する調査 生命保険文化センター(PDF)
参照:日本の公的年金は「2階建て」 | いっしょに検証! 公的年金 | 厚生労働省
同じ金額と時間をかけ、投資で増やそう
貯金はあくまで「置いておくだけ」の方法で、投資は100%確実な方法はないですが、「資産を増やそう」とする活動です。
長期で投資に取り組めば、無理なくリスクをとりながらバランスよく資産を増やしていけるでしょう。貯金だけで足りるのか、まずはご自身の生活費を把握するところから始めてみましょう。
※本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。
提供元・RENOSYマガジン
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