城南エリア④港区の特徴・不動産市況・注意点
城南エリアの中でも、とりわけ「高級住宅街」という言葉が代名詞になっているのが港区です。
表参道、青山、赤坂、麻生十番、白金台や高輪台に広尾。
いずれも日本屈指の高級住宅街であり、一つも耳にしたことがないという方はいらっしゃらないのではないでしょうか。
日本を代表するようなソフトバンク、ANAといった大企業や、民放テレビ各局、博報堂や電通などの本社も、すべて港区にあります。
また一斉を風靡した「ヒルズ族」が集う六本木ヒルズがあるのも港区です。
有名すぎるほど街のブランド力もあり、多くの富裕層が集中することによって、近年港区の地価は上昇を続けています。
そのため古い1Kアパートでも、郊外の一戸建て以上の価格になることもあります。
もちろん港区のすべての地域が、隅から隅までハイセンスな高級住宅街しかないわけではありません。
港区内にも公営住宅はありますし、古くからの木造アパートが多くある地域もあります。
ただ上述した六本木や青山といったブランドエリアが、周辺エリアの地価も同時に引き上げているため、不動産投資で新規参入するにはハードルが高いエリアと言えるのではないでしょうか。
まとめ
品川区・目黒区・大田区・港区の4区からなる城南エリアは、歴史と品格を兼ね備え、ブランド化した街が集まっています。
中目黒や品川・大崎、自由が丘など、すでに人気が確立されている街の物件なら客付けも良く、比較的安定的なリターン回収が期待できるでしょう。
ただし地価も年々上がっているため、購入するタイミングや資金計画は、将来的に管理費・修繕積立金が増額になることを加味したうえで慎重に検討するようにしてください。
また一方で人気の街から少し離れていても、再開発が進むエリアであれば、不動産価値の上昇によるキャピタルゲインを見込める可能性もあります。
不動産投資は、どのような戦略を取るかによって、購入金額や期待リターンは変わってきます。
不動産投資ローンを利用して手出しを少なくしたい場合は、ローンについても相談できる不動産会社を探しましょう。
物件選びからローンの借入れ、物件管理まで一貫して相談できるパートナーを見つけて、城南エリアでの不動産投資を成功させてください。
提供元・レイビー
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