小田急線、京王線の共通点は、メガターミナル「新宿駅」を起点にしているところです。 どちらも、新宿に通勤をする人、新宿乗り換えの人には利便性が高い路線です。人気駅を抱えている一方、混雑度も高いという点も似た両者。それだけにどちらの沿線を選べばいいか迷う方もいるのではないでしょうか。様々な角度から比較していきます。 なるべく通勤に便利なエリアがいい!子供を通わせたい小中学校区は決まってる!けど、肝心な良い物件が見つからない!そんなお客様のお悩みにRENOSY(リノシー)のエージェントが親身になって寄り添います。未公開物件も多数抱えるRENOSY(リノシー)では、住まいの個別相談会を無料で行なっています。プロに直接相談できるいい機会ですので、ぜひご参加ください。
目次
まずは小田急線、京王線の基本情報を再確認
沿線の利用者数はどちらも増加傾向、伸び率はほぼ互角
まずは小田急線、京王線の基本情報を再確認
それぞれの路線の基本情報を見ていきましょう。
小田急線のメイン路線は「小田急小田原線」で、代々木上原、下北沢、成城学園前などを擁しており、最終駅は小田原です。例えば、新宿から約15キロ離れた登戸駅からは急行で約17分、運賃は247円に設定されています。小田原線から枝分かれしている2路線があり、唐木田方面に伸びる「多摩線」、藤沢方面に向かう「江ノ島線」があります。
京王線は、 初台、笹塚、明大前などを通り、最終駅は京王八王子です。例えば、新宿から約15キロ離れた調布からは特急で14分、237円です。京王線からは、渋谷と吉祥寺を結ぶ「井の頭線」、 橋本方面の「相模原線」、高尾山口方面の「高尾線」に接続しています。
沿線の利用者数はどちらも増加傾向、伸び率はほぼ互角
次に、小田急線、京王線の沿線の勢いを比較してみましょう。最近の利用者数の伸び率で比べると、次のような結果になっています。
- 小田急線5.7%
- 京王線6.7%
出所: 日本民営鉄道協会 「 大手民鉄の素顔2017年度版 」※上記は2011年度~2016年度の比較
どちらの路線も利用者が増加しています。乗降客数が増えているということは、沿線全体で比較的、駅近の中古マンションの資産価値を維持しやすいということになります。
京王線がやや上回るものの僅差であり、路線の勢いという点ではほぼ互角とみていいでしょう。その中でも最近、乗降客数が伸びている小田急線沿線の駅は「海老名」「世田谷代田」「経堂」などです。ちなみに、これらの中古マンションの売買価格の中央値は次のようになっています。
- 海老名:3,500万円
- 世田谷代田:5,480万円
- 経堂:5,300万円
出所:RENOSY調べ(2017年 売買価格の中央値)
一方、京王線の乗降客数が伸びている駅の代表は、「調布」「上北沢」「初台」などです。こちらも参考までに中古マンションの平米単価を見てみましょう。
- 調布 3,980円
- 上北沢 5,095円
- 初台:6,080万円
出所:RENOSY調べ(2017年 売買価格の中央値)