冷房と暖房、電気代が高いのはどっち?
「夏はエアコンをガンガン使うから…電気代もかかる…」、そういうイメージがあるかもしれない。しかし、夏と冬を比較してみると実は冬の方が電気代は高い傾向だ。
総務省の家計調査から、2021年の1~3月を冬、7~9月を夏と考え比較してみた。この比較では冬の方が1,500円ほど電気代が高くなっている。
2021年1~3月(冬) | 2021年7~9月(夏) | |
---|---|---|
単身世帯の場合 | 6,641円 | 5,107円 |
設定温度はいくらにすればいい?
設定温度には諸説ある、まず考えたいのは自分が快適と感じる温度だ。環境省の指針では暖房時の室内温度は20℃が目安となっている。ただこれは気球温暖化防止の取り組みでもあり、少し低めかもしれない。
人にもよるが、冬の快適温度は18℃〜22℃と言われている。一般的には22℃ぐらいを快適と考える人が多いのではないだろうか。こちらの温度を目安に自分が快適と感じる温度に調整してみよう。
エアコンで電気代が高くなるNG行為
エアコンの電気代を高くしてしまうNG行為を見ていこう。
・NG行為1:小まめに電源をオンオフにする
エアコンは起動時に最も多く電気を使用する。短い時間であれば電源は切らない方がお得と考えた方がいいだろう。
・NG行為2:風量を「弱」にする
弱くしておくと、節約につながると考える人もいるかもしれない。しかし、単純に弱くしていると、部屋全体が暖まらずかえって非効率だ。自動運転にすれば、その時々に合った運転をしてくれるので、自動運転にしてみよう。
電気代を安くするためにも一工夫を
ただでさえ暖房代がかさむ時期、電気代が値上がりしたことにより電気代に頭を悩ませている人も多いだろう。
太陽光をうまく取り入れたり、断熱性の高いカーテンを利用したりすることでも室温を保つことにつながる。電気代を安くするために、一工夫してみてはいかがだろうか。
文・しらいはるか
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