「フリーランスで生計を立てたいのに仕事を上手く獲得できない……」
「新規顧客を獲得したいのに方法がわからない……」
安定して仕事を獲得するためには、集客をしてたくさんの人に自分のサービス・実績を知ってもらう必要があります。
今回はフリーランスが仕事を得るために知っておくべき「集客」の考え方や方法、ポイントをご紹介します。
目次
【前提】フリーランスが仕事を得るには集客が大切
自分主導で行う!フリーランスの集客方法
フリーランスが集客するためのポイント
フリーランス業種別の集客事例
おわりに
【前提】フリーランスが仕事を得るには集客が大切
フリーランスが安定的に仕事を得るには「集客」をいかに効率良く、安定的に行うかが重要です。
代表的な仕事の獲得方法には、知人からの紹介や過去の取引先(人脈)、エージェントサービス、クラウドソーシングの利用があるでしょう。しかし、ひとつの人脈から得られる案件の数には限りがあり、サービス利用には手数料がかかります。
そこで、新規案件の継続的な獲得や売上増加を狙うには「自分主導の集客システム」が必要になるのです。
自分主導で行う!フリーランスの集客方法
フリーランスが自分主導で集客を行う、代表的な方法をご紹介します。
方法1. SNSの活用
SNSもいまや定番の集客ツールです。SNSのフォロワーの数は知名度や信頼性、影響力を示す指標と捉えられることもあり、フォロワーが多いほど仕事が得られやすい傾向があるのも見過ごせない事実です。
また、ポートフォリオのように自分が携わったコンテンツやクリエイティブ、企画などの成果物をSNSに掲載・告知できるため、投稿を見たユーザーから案件を依頼されることも。
くわえてSNSでの発言には、その人の人間性が現れます。一緒に仕事がしたいと思ってもらえるような興味を惹きつける投稿ができると、あなた自身にファンがつき、新規顧客の獲得につながる可能性もあります。
一例ですが、ファンがつくアカウントの特徴は以下のようなものが挙げられます。
- 役立つコンテンツを共有している
- 画像などでわかりやすく説明している
- 投稿に一貫性がある
- つながった人とコミュニケーションをとっている
方法2. イベントや勉強会への参加
イベントや勉強会で出会った人々が、ビジネスパートナーとなる場合があります。とくに異業種交流会などはその代表例でしょう。名刺交換などをきっかけに、積極的にコミュニケーションをとることをおすすめします。
また、名刺にホームページやSNSなど運営サイトのアドレスを記載することで、メールや電話に限らない気軽なコンタクトを受けられる可能性があります。
名刺のアイデアなどは、以下の記事が参考になるかもしれません。
ぶっちゃけ、名刺って必要ですか?面白い名刺を使っている人に活用術を聞いてみた
方法3. ホームページやブログ運営
ホームページやブログは長期的な運営が必要で、すぐに収益に結びつくものではありません。しかし、自身の成果物やスキル、実績のアピールができ、サイトを読んだ人に自分を深く知ってもらえます。
また、サイトに自身の思いや、成果物の制作背景を掲載しておくことで、それに共感した方から仕事のオファーが来る可能性も。共感を得られた顧客はあなた自身を応援してくれるため、長期的なビジネス関係を築ける可能性が高いでしょう。
しかし、ホームページやブログを運営しても、他人に見られなければ集客はできません。見つけてもらう方法のひとつとして、名詞やSNSによる積極的な拡散のほか、SEOが挙げられます。SEOとは、一般的に「検索エンジン最適化」ともいい、自身の記事を検索上位に出てくるようにする対策です。読者の役に立つ情報を発信したり、サイト構造を最適化したりしてSEOを進めましょう。