ホンダ 5代目ステップワゴン Modulo X Honda SENSING【価格:359万9,200円】
ホンダ 5代目ステップワゴンのガソリンモデルの中では最上位グレードに位置する「 Modulo X Honda SENSING」。カラーバリエーションが3色になり、駆動方式もFFのみと選択の幅は狭くなりましたが、その分充実した装備が施されています。
他グレードとの大きな違いはデザイン面でのパワーアップで、インテリア(内装)は、ブラックとシルバーを組み合わせたコンビシートとなり、ハンドルが本革巻ステアリングホイールへ変更され、より上質な車内空間へと生まれ変わりました。
また、ホイールが専用デザインに変更されたほか、16インチから17インチにサイズアップしたため、安定した走行性能を誇ります。
しかし、これまで標準装備であったトリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナー、運転席&助手席シートヒーターといった快適装備が省略されているため、デザイン性と快適性どちらをチョイスするかは悩みどころですね。
駆動方式はFFのみで価格は359万9,200円となっており、「G・EX Honda SENSING」のFFモデルと比較して67万9,800円アップしています。
ホンダ 5代目ステップワゴン e:HEV Modulo X Honda SENSING【価格:409万4,200円】
先ほど紹介した「Modulo X Honda SENSING」のハイブリッドモデルが「e:HEV Modulo X Honda SENSING」であり、ホンダ 5代目ステップワゴンの中では最高価格のグレードとなります。
高いデザイン性はそのままに、ホンダ独自のハイブリッド技術である「e:HEV」を搭載することで、エコカー減税では免税になるほどの燃費性能と、ハイブリッドモデルならではのスムーズな走りを体感することができるようになりました。
また「Modulo X Honda SENSING」と異なり、センターコンソールトレーが追加されているほか、USB給電でスマホ等が充電できるようになっています。また、「Modulo X Honda SENSING」で削除されたトリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナー、運転席&助手席シートヒーターが復活しています。
逆に、パドルシフトは削除され、ホイールはModulo X専用デザインではありますが、17インチから16インチとサイズダウンしました。
駆動方式はFFのみで、価格は409万4,200円と「Modulo X Honda SENSING」と比較して49万5000円アップしています。
5代目ステップワゴンは、改めてミニバンの柔軟性とポテンシャルを感じさせてくれるモデルだと言えるでしょう。ミニバンの中でも特に多彩なシートアレンジを搭載しているため、ミニバンを検討する際に考える方が多い車中泊の快適性においては、頼れる存在になってくれるでしょう。
車中泊に限った部分で言うと、最下位グレードである「G・Honda SENSING」の段階で、その高いポテンシャルは発揮されるため、コストパフォーマンスの面も考え、こちらでは「G・Honda SENSING」をおすすめします。
その上で、もし標準装備、エンジン等が物足りないと思った場合には、それぞれのニーズに合わせて上位グレードをチョイスしてみてはいかがでしょうか。
※ 2020年10月現在
文・吉田 恒道/提供元・CarMe
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