いまだ若者から高齢者にうつすとかいってる分科会

報道の最後に必ず「若者の感染拡大の後に高齢者の拡大がある」とかいまだに言っていますが、これは根も葉もないデマです。

年代別に精査されている例を挙げます。

まずは東京。

テレビに出てくる医者、そして分科会の専門家の無知
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

コレを見て「若者のあとに高齢者が」とかいうの、頭がおかしくないですか。

逆に高齢者の後で子供に少し遅れて感染が広がります。高齢者から孫世代に伝達しています。

テレビに出てくる医者、そして分科会の専門家の無知
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

大阪の例では

テレビに出てくる医者、そして分科会の専門家の無知
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

感染拡大はまず高齢者から始まり、そのあと若者に伝達。高齢者は完全拡大すると引きこもるので増加率は低くなります。つまり着火しているのはウイルス放出量の多い高齢者です。

別にどの世代が悪いとかいう話では無い。日本では世代間の交わりがとくに高齢者と若者では切れている。感染症なのだから誰でも罹患するわけで「若者がけしからん」「若者は家にいろ」と専門家がなんの根拠もなく焚きつけるのはいいことではない。もし本当に若者の後に高齢者に感染が広がるなら証拠を見せて頂きたい。

専門家であっても、不確かな情報や、最大限で破天荒な予想数値などは社会にとって害でしかない。脅かしていれば被害は小さくなると思っているかもしれないが、経済的な被害と死者は大きくなる。本当に専門家ならデータの把握はきちんとして、事実と違うことを平気でいう習慣はもうやめてもらいたいし、そうした人はマスコミに出て欲しくない。

文・永江 一石/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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