フリーランスで履歴書が必要になるケース
フリーランスが履歴書が必要なケースは以下のとおりです。
- 常駐で請け負う場合
- 長期間の大型案件の場合
- エージェントサービスを利用する場合
これらの案件を受注する予定のフリーランスは、履歴書を準備しておきましょう。
ケース1. 常駐で請け負う場合
フリーランスの働き方は、どこでも仕事ができる「リモート型」と、会社に勤務して仕事をする「常駐型」の2つのタイプがあります。
リモート型のフリーランスは、出社することなく成果物を納品するのが一般的です。したがって履歴書はあまり重要視されず、ポートフォリオやスキルシートのほうが重要視されます。
一方で常駐型のフリーランスは、会社に勤務する形で仕事をするので、会社員とほぼ変わらない働き方です。会社に長くいることになるため、スキルはもちろん、経歴や人柄も参考材料となります。
そのため常駐のフリーランスであれば、履歴書の提出が必要になるケースが多いです。
ケース2. 長期間の大型案件の場合
フリーランスが請け負う案件の期間はさまざまです。1ヶ月で終わる短期間の案件もあれば、1年間かかる長期間の案件も。
短期間の案件では、履歴書の提示を求められることは少ないです。しかし長期間の大型案件はより高い信頼性を求められるため、履歴書の提示を求められます。
とくにスキルの高いフリーランスエンジニアの場合は、長期間で大型の案件に携わるケースも多いので、履歴書は準備しておきましょう。
ケース3. エージェントサービスを利用する場合
仕事を探すときに、エージェントサービスを利用するフリーランスも多いのではないでしょうか。
エージェントサービスとは、あなたに最適な案件を提案してくれるサービスです。自身の職種や経歴、働き方や報酬の希望をエージェントに伝えると、条件にマッチした案件を提案してくれます。
エージェントサービスの特徴は以下のとおりです。
- 長期間の案件が多い
- 単価の高い案件が多い
- 大手企業の案件もある
- 信頼性とスキルが重視される
エージェントサービスは単価が高い案件が多かったり、大手企業との案件があったりする分、スキルや信頼性が重視されます。
スキルや信頼性が確約されている人と、経歴が不透明な人がいた場合、エージェントが企業に紹介したくなる人物は前者ですよね。
エージェントからの信頼を得て、たくさん案件を紹介してもらうためにも、履歴書を事前に準備しておくのが望ましいです。
フリーランスはポートフォリオとスキルシートも用意しておこう
前述したとおり、フリーランスが案件を受注するときは、履歴書よりもポートフォリオやスキルシートのほうが重要視されます。
その理由は、フリーランスはスキルを商品として提供しており、即戦力を求められるからです。
フリーランスとして業務委託契約が成立したのにも関わらず、分からないことが多かったり、きちんと成果物が納品できなかったりすると、採用側としてはお金と時間の無駄になります。
ポートフォリオやスキルシートでスキルを可視化し、企業とのミスマッチを極力減らせるようにしましょう。
エンジニアやデザイナーなどフリーランスの業種によって異なりますが、ポートフォリオやスキルシートに必要な要素は以下のとおりです。
- これまで作った作品
- 実績
- これまでの職務歴
- 簡単な自己紹介
- どんなスキルがあるのか(実績と共に)
ポートフォリオのサンプル/テンプレート
はじめてポートフォリオを作成するフリーランスの方は、テンプレートを利用するのがおすすめです。
自分のポートフォリオサイトを一から作ろうと思うと、HTML/CSSのスキルが必要なので、非常に手間がかかります。
『Wix』『Canva』『Ameba Owned』などテンプレートが豊富にあるサービスを利用すると、初心者でも簡単にポートフォリオを作成できます。