ランキング1位「123456」、2位「passwaord」。なんと人名もランクイン
最近は「英語」「記号」「数字」の組み合わせや、定期的にパスワード変更を求められるなどパスワードの強化を促されるケースもあるが、まだ単純なパスワードだけでログインできるサービスも多い。
日本人のパスワードランキング2021で、最も多かったのは「123456」で、2位「password」とともに2020年と同じ結果になった。3位は「000000」と数字の羅列が続く。ただ、4位は「1qaz2wsx」は一見わかりづらいが、キーボードの左側一列目と二列目を斜めに打っていくと出来上がるもの(キーボードがある方はぜひ見てほしい)。その他、人や物の名前なども多く利用されているようで、39位「takahiro」、42位「daisuki」、44位「banana」など、かなりある。ここからわかるは、単純な並びや、人や物の名前は要注意ということだろう。
ランキングは以下の通り1位~20位。
1位:123456
2位:password
3位:000000
4位:1qaz2wsx
5位:12345678
6位:123456789
7位:111111
8位:sakura
9位:dropbox
10位:12345
11位 :1234567
12位 :1234567890
13位 :qwerty
14位: 00
15位 :zxcvbnm
16位 :asdfghjkl
17位 :qwertyuiop
18位 :adgjmptw
19位 :123123
20位 :121212
一方で、突破されづらいパスワードにすればそれだけで安全か、と言えばそうとも言い切れないだろう。なぜなら、「同じメールアドレス+同じパスワード」を様々なサービスで使い回していた場合、どこかでこの情報が漏れてしまった場合に使い回しで他サービスも不正アクセスされてしまうかもしれないからだ。
そうしたリスクを回避するための簡単な工夫としては、「複雑な共通パスワード+サービス名」などの手段も考えられる。多くのサービスがオンライン上で利用できるようになった現代だからこそ、パスワードも悪用されづらい工夫を施して管理していきたい。ソリトンシステムズの担当者も、ぜひ多くの読者さまに届くことを願っております。とコメント。
出典元:日本人の パスワードランキング 2021(PDF)【株式会社ソリトンシステムズ】
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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