写真の傾きやトリミング範囲を調整する

 写真はどこを切り出すかで印象が変わる。また、平行や垂直に目が行く構図の場合は、写真の傾きを調整するといい。写真の傾きやトリミングは、画面右下の「傾き調整」アイコンをタップする。画面上部の「自動」をタップすると、最適な傾きにしてくれる。

 手動で調整するには、調整する方向のアイコンをタップし、画面下部のスライダーを左右に動かす。また、手前や奥、左右の傾きを補正することも可能。とはいえ、後者の補正の使用頻度は低そうなので、まずは傾きの調整を覚えよう。

写真加工アプリはもう不要! iPhoneの「写真」アプリで覚えておきたい便利な加工テクニック
(画像=「傾き補正」アイコンをタップして、スライダーを左右に動かす(写真=左)。
写真下部の画面左上の反転アイコンをタップすると、写真の左右が反転する。
隣の回転アイコンをタップすると、写真を回転できる(写真=右)

『BCN+R』より 引用)

 トリミング範囲の調整は簡単で、写真の四隅のグリッドを動かすだけていい。指を離すと自動的にトリミングされる。1:1や4:3など縦横比を固定してトリミングするには、画面右上の「アスペクト比」アイコンをタップして、縦横比を選択。続いて、トリミングしたい範囲をグリッドの中に収めよう。

写真加工アプリはもう不要! iPhoneの「写真」アプリで覚えておきたい便利な加工テクニック
(画像=「傾き補正」画面で、写真のグリッドを動かすとトリミングが完了(写真=左)。
画面上部の「アスペクト比」アイコンをタップして、アスペクト比を選択する(写真=右)

『BCN+R』より 引用)

ポートレートモードは照明エフェクトやボケ具合を調整

 ポートレートモードで撮影した写真は、撮影後に「ポートレートライティング」機能を使って、照明のエフェクトを変更できる。たとえば、白を背景にグレイスケールの被写体を収める「ハイキー照明(モノ)」にするだけで、写真の印象がぐっと変わる。また、被写界深度を調整すると背景のぼかし具合を変えられるので、被写体を目立たせたいなら背景をしっかりぼかしてもいいだろう。

写真加工アプリはもう不要! iPhoneの「写真」アプリで覚えておきたい便利な加工テクニック
(画像=ポートレートモードで撮影した写真を表示して「編集」をタップ。
写真下部のポートレートライティングを選択して変更する(写真=左)。
画面左上の「f~」と書かれた数字をタップし、
写真下部のスライダーを動かすと背景のボケ具合が変わる(写真=右)

『BCN+R』より 引用)

 なお、加工した写真は保存後に編集画面に戻ると、「元に戻す」というアイコンが表示されるので、いつでも元の写真に戻せる。加工前の写真も残したい場合は、「共有」メニューで「複製」をタップして、複製した写真を加工するといいだろう。

提供元・BCN+R

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