クルマの骨格から一新したヤリスは、タイヤをボディの四隅に配置し、無駄を削ぎ落とした凝縮したキャビンとタイヤに向かった造形が特徴です。
このヤリスのデザインコンセプトの基になったのは「黒豆」でした。
それに込められた思いは一体どのようなものだったのでしょうか。
Chapter
全体的なデザイン
フロントマスクの特徴・機能・デザイン
サイドビューの特徴・機能・デザイン
リアビューの特徴・機能・デザイン
全体的なデザイン

(画像=『CarMe』より 引用)
ヤリスのデザインコンセプトは「B-Dash!」。大胆(BOLD)に、活発(BRISK)に、そして美しく(BEAUTY)。鋭い加速で、弾丸のようにダッシュ!するイメージです。
あふれんばかりの「力」を凝縮した、いまにも走り出しそうな外形デザインを目指しました。徹底的にムダをそぎ落したキャビンと、ボディ中心から前後タイヤに向かう引き締まった造形で、アクティブな走りを予感させます。
このコンセプトの基となったのは、黒豆のようなクルマでした。これは「小さく、美味しく、それでいて面がすごくふくよかでツヤがある」ということを指した言葉でした。
フロントマスクの特徴・機能・デザイン

(画像=『CarMe』より 引用)
ヤリスのフロントマスクは、大きなグリルと眼光鋭いヘッドライトが特徴となっています。このボディ正面や側面から大きなグリルに向かって絞り込むラインを設けることで「押し出すイメージ」を作り、フロントマスクの“強さ”を強調しています。
また、ヘッドランプの上部やグリルの中央には、キューブパターンの柄を採用しています。一見キューブのように見えますが、実は「YARIS」のYを意識したグラフィックをデザインの「遊び心」として採用しています。