お洒落になりたい。おっさんになってもそう思うことがある。

「服なんて自分が良いと思うものを着ればいいんだよ」

それもわかる。筆者も基本的にはそうだ。だがストレートに言えば、女性にモテたいのである。格好いいと思ってもらいたいのである。しかし、残念ながらセンスがない。

先日インスタグラムやyoutubeなどで人気のバイク女子rurikoとお洒落ライダーの聖地、マックスフリッツに取材に行った。半日ほどで順調にロケは終了したので、このようにお願いしてみた。

アイキョウ モテる服を選んでくれない?

ruriko いいですよ!面白そうですね!

快諾してもらったので、ご紹介させて頂きたい。

なお筆者のスペックは164cm62kg。サイズ選びの参考にして頂けたら幸いだ。

目次
MFJ-2400 レザースリーブダウンジャケット
MFB-2396 インサイドウォームブルゾン

MFJ-2400 レザースリーブダウンジャケット

モテたい40代男性が、カリスマバイク女子にコーディネートしてもらった結果
(画像=『Moto Megane』より引用)

品番:MFJ-2400 商品名:レザースリーブダウンジャケット
カラー:グレー/ブラック
サイズ:メンズM/L/2 レディースM/L
価格:メンズ64,900円 レディース62,700円※それぞれ税込み

マックスフリッツの2021AW製品中で一番暖かいウインタージャケットがこちら。今更冬物製品を紹介するの?という読者の声が聞こえるが、そこが主題ではない。モテる服の紹介なのだ。女子はこういう服が好きなのか。という視点で見て頂きたい。

厚い生地を採用しているため、全体的にダウンの膨らみが抑えられていて、シルエットはダウンジャケットにしては細身に仕上げられている。だが通常の1.5倍のダウンを封入することで保温性を犠牲にしていない。見頃裏側の一部にマイクロフリースが使われていることも暖かさをプラスしている要因の一つだ。

ファスナーには高級なYKKエクセラを採用している。品質の良いファスナーなのでデザインのアクセントにしており、タンクへの干渉を防ぐために下部はムシ隠しをつけているものの、前立てはついていない。

ファスナー裏側にはタテを追加して風を防ぐ設計にしているものの、バイクの走行では多少風が入ることがあるという。機能性だけを重視していないのだ。だがおっさんは体が冷える。インナーを工夫したいところだ。

肩・肘・背中・胸には別売りのプロテクトパッドを装着することができるが、シルエットは完全に街着だ。最近は街着を意識した用品メーカーも増えてきているが、創業以来街着でも違和感のない製品を作り続けてきたマックスフリッツならではと言えるだろう。

Mサイズを着用してみたところ丁度良い感じだ。前述したように前ファスナーから多少風が入るとのことなので、バイク乗車時は重ね着が推奨となる。Tシャツ、薄手のセーター、後述するインサイドウォームブルゾンを着用しても余裕がある感じで動きを妨げることはなかった。

モテたい40代男性が、カリスマバイク女子にコーディネートしてもらった結果
(画像=YKKエクセラは光沢があり高級感を感じさせる。、『Moto Megane』より引用)
モテたい40代男性が、カリスマバイク女子にコーディネートしてもらった結果
(画像=カジュアルな雰囲気を感じさせるフードはファスナーで脱着可能、『Moto Megane』より引用)
モテたい40代男性が、カリスマバイク女子にコーディネートしてもらった結果
(画像=裏地のマイクロフリースは肌触りが良く暖かい、『Moto Megane』より引用)

MFB-2396 インサイドウォームブルゾン

モテたい40代男性が、カリスマバイク女子にコーディネートしてもらった結果
(画像=『Moto Megane』より引用)

品番:MFB-2396 商品名:インサイドウォームブルゾン
カラー:オリーブ/チャコールグレー/ブラック 
サイズ:メンズS/M/L/2L/3L レディースM/L
価格:メンズ20,900円 レディース19,800円※それぞれ税込み

ここ数年ミドルレイヤーとして使う中綿入りジャケット人気が再燃している。中綿量を調整してアウターを重ね着することを前提とした製品だ。アウトドア用品メーカーだと保温、軽量性に優れたダウンとメンテナンスが容易な化繊綿を使った製品が用意されていることが多い。

ミドルレイヤーに使う中綿入りジャケットに関しては、アウターの中に着るものという位置づけなので、質感がチープな製品が多い。だが質感、使い勝手共にワンランク上の製品がマックスフリッツのインサイドウォームブルゾンだ。中綿には化繊を使っているが、焚火などで万が一穴が開いてしまった際に、綿が飛び出さないようにという理由があるのだとか。

質感が高いと感じさせる理由はあちこちに配されたレザーの存在だ。しかもお手入れ不要のウォッシャブルレザーなのだからスゴイ。

アウトドア用品メーカーの中綿入りジャケットは、ミドルレイヤーで使う前提なので風は通してしまう。だがインサイドウォームブルゾンは透湿防水防風フィルムをサンドしているので風を通すことがない。厳冬期以外はアウターとして使ったり、雨の日にも使うことができる。

表地はナイロンで滑りが良く、中綿の量も調整されているのでミドルレイヤーとして重ね着しやすいのもポイントだ。

シルエットはタイトにできているが、袖部分が三段階で調整できるのがありがたい。筆者がミドルレイヤー用の中綿ジャケットは袖部分もタイトで腕まくりができない。そのため水回りの仕事をしようとすると袖口が濡れてしまうことがあるのだ。

ファスナーから多少風が入ってしまうというレザースリーブダウンジャケットのインナーとして使うことで、真冬の快適性は間違いないだろう。

今回着用したのはLサイズ。筆者にとっては普段サイズの2サイズアップとなるが、手首のスナップボタンやウエストの絞りでシルエットが調整できるのがありがたい。

モテたい40代男性が、カリスマバイク女子にコーディネートしてもらった結果
(画像=ウエストは絞ることが可能、『Moto Megane』より引用)
モテたい40代男性が、カリスマバイク女子にコーディネートしてもらった結果
(画像=袖はボタンで三段階に調整可能。ボタンを留めなければ袖をめくることもできるので便利だ、『Moto Megane』より引用)
モテたい40代男性が、カリスマバイク女子にコーディネートしてもらった結果
(画像=襟のない丸首なのでアウターを選ばないのが良い、『Moto Megane』より引用)