【ティソ(TISSOT)のブランド紹介】

1953年にスイスのル・ロックルで創設された時計ブランド。過去の名作をベースにしたヘリテージコレクションから、300m防水のシースター1000をラインナップするスポーツコレクションのほか、99年に世界初のタッチパネル式ウォッチとして誕生したT-タッチなど、多彩なモデルを展開。手の届く価格帯で高品質な時計をラインナップしているのが特徴といえる。

今回の紹介するのは、78年のオリジナルモデルをアッデートして蘇らせた“ティソ PRX オートマティック”。“PR”とは“Precise and Robust(高精度かつ堅牢)”の頭文字で、これに続く“X”は10気圧防水を意味する。

10.9mm厚の薄型ながら、エッジを際立たせた直線的で薄型のフォルムがシャープで現代的な印象を醸し出す。エッジを立たせてソリッド感を強調したケースフォルムは、そのモデル名にふさわしい力強さとスタイリッシュさを兼ね備えている。

【外装について】

【実機レビュー】10万円以下のラグスポ系モデル、ティソ(TISSOT)のティソPRXオートマティック
(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

細く薄いプレーンなデザインのベゼルだが、メダルケースとの高低差を付けた立体感のある造形に仕上げることで存在感は強い。ヘアラインをベースにしたミドルケースと対比させるように鏡面に仕上げているのも程よいアクセントとなっている。

【実機レビュー】10万円以下のラグスポ系モデル、ティソ(TISSOT)のティソPRXオートマティック
(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

ブレスレットは凸型を連ねた1コマ構成。エッジを際立たせた直線的で薄型のフォルムがシャープで現代的な印象。凸型のコマの先端の面取り部分だけ鏡面にして、ほかをヘアラインに仕上げているのもポイントだ。

【実機レビュー】10万円以下のラグスポ系モデル、ティソ(TISSOT)のティソPRXオートマティック
(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

実際は10.9mmだがミドルケースを4mmから6mmに仕立てて、スリムに見える効果を高めている。メリハリの効果も良好。面取りのエッジ感も良好。