Appleやマクドナルドなど、世界的な大企業のロゴマークに隠された意味を知っているだろうか?

本記事で紹介するシンプルなロゴマークには、意外と知られていない事実や戦略が隠されている。大企業のロゴマークに興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみてほしい。

■Appleのロゴマークにおける本当の意味

世界的企業のロゴマークに隠された本当の意味とは? 役割や戦略の秘密に迫る
(画像=『男の隠れ家デジタル』より 引用)

世界を代表するAppleのロゴマークは、リンゴが一口かじられたシンプルなデザインだ。その「リンゴがかじられている」意味は、アダムとイブの禁じられたリンゴにちなんで、人類の進歩を表しているとされる。

また、もう1つの意味として有名なのが、「bite(かじる)」とコンピュータにおける情報量の単位「byte(バイト)」をかけている、というものだ。これらは日本のメディアなどでも取り上げられている。

しかし、Appleのロゴマークをデザインした「ロブ・ジャノフ」氏は、「ほかの果物と見間違われず、リンゴだとひと目で分かるようにしたかった」という理由を語ってる。

つまり、多くの人が考えていたロゴマークの意味はあくまで憶測でしかなく、本当は「ほかの果物と見間違えない」という単純明快な意味なのである。

なお、ロゴが完成した当時の「スティーブ・ジョブズ」氏は、微笑んでうなずいたが多くは語らなかったそうだ。

■マクドナルドのロゴマークにおける意外な事実

誰もが知っているマクドナルドにおける「黄色いM」のロゴマーク。あのロゴマークには意外な事実が隠されている。

実はマクドナルドのロゴマークは、1955年にオープンしたマクドナルド1号店に設置されていた建造物を表している。その建造物は看板の上に2本のアーチを作ったもので、それが「ゴールデンアーチ」と呼ばれ、開店当初のトレードマークとなった。

そして、2つのアーチを重ねたときにMの形に見える、という理由からマクドナルドのロゴマークとして採用されたのだ。

なお、現在のロゴマークは60年代に1度変更する予定があったそうだ。しかし、心理学者から「このロゴは母乳(女性の胸)に見えるので、消費者を潜在意識的に空腹にさせる効果がある」というアドバイスを受け、変更せずに現在のロゴマークに至っている。