市中感染率が上がるとコロナ死以外の計上が激増する
ここで質問です。日本では毎日何人が死んでいますか?
答えは
3750人(2020年)
となります。
で、昨日の厚労省のアドバイザリーボードの資料
無料のPCR検査の陽性率は8%だそうです。
言い換えるなら日本人の960万人は、いま絶賛感染中です!!
この現実で自宅隔離も濃厚接触者の隔離も全くムダだと思いますがどうでしょうか。
で、これを当てはめると
毎日亡くなる3750人のうち、300人はコロナ陽性です
ということになります。もちろん死んだからといって全員が検査をするわけではありません。日本人の死因で多いのは
ガン、心疾患、老衰、脳疾患、肺炎あたりです。
うちの父親も昨年老衰でなくなりましたが、自宅で亡くなる場合は検査なんてしません。
事故で即死の場合もしないでしょう。発作でなくなった場合もしないと思います。検査をする場合は
入院するとき
です。
重々しく報道されていますが
コロナが軽症・中等症でも他の病気やけがが重いとして、重症病床を使っている患者が50人いる。こうした「隠れ重症者」(吉村氏)を含めた重症病床の実質的使用率は、実に19.9%に上っている。15床の重症病床を確保する近畿大病院(大阪府大阪狭山市)では2月1日時点で10床が埋まった。東田有智(とうだゆうぢ)病院長によると、うち約半数はがんや自己免疫疾患などの持病がある隠れ重症者。「コロナによる重症患者の対応に追われた第5波以前とは様子が違う」と明かす。
つまりですねえ・・・・
もともと別の病気で重症でコロナにかかると軽症でもコロナ重症者になる
ということですね。
実際に例を見てみましょう。東京都です。
相当数のコロナ死以外が死者として計上されているのが分かります。市中感染率が8%なら当たり前ですよね。
1/29 コロナ診断から1~2日で亡くなることはないのでほとんど死因は別ですね。脳梗塞とか心筋梗塞ではないかと
1/31 これもそうです
1/30 これも・・・
つまり、厚労省の通達を取り下げてもらい、直接の死因がコロナである人のみを発表すること! にしないとテレビしかみない国民は
また×人死んだ!! 怖い怖い
と、永遠に騒ぎ立てます。経済復興なんて夢です。
編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2022年2月3日の記事より転載させていただきました。
文・永江 一石/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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