月桃がサンゴを守る! 畑人(はるさー)体験

【沖縄】石垣島イチのラグジュアリーホテルが挑むサステナブルな旅行プランを体験!
(画像=黄色い液体が月桃の精油、『cazual』より引用)

抗酸化作用で注目を集める月桃。最近は、さまざまなコスメが販売されていますが、実は月桃は石垣島の海を守る大切な植物なのです。

大きな台風がやってくる石垣島は、雨の影響で農地の赤土が海に流れ込んでサンゴが破壊されてしまうという環境問題を抱えています。その問題を解決しようとしているのが”グリーンベルト”プロジェクトです。

月桃や糸芭蕉を農地に植え、根っこの力で赤土の流出を抑えるプロジェクト。このグリーンベルトによって、海への赤土流出は半減するといいます。

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(画像=月桃の葉を持つ「畑里」の伊良皆さん、『cazual』より引用)

訪問先の島人ファーム「畑里(はるさと)」では、グリーンベルトの植え付けにより畑の面積が狭くなったことで、収穫物が減少するという農家の経済的な負担を軽減するために、農家から月桃を買い取り、100%オーガニックの精油(アロマオイル)を販売しています。

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(画像=精油作りの様子。300キロの生葉から150mlほどしか、精油は抽出できないそうで、とても貴重なもの。、『cazual』より引用)

月桃のハーブティー作りや精油づくりを体験できます。

石垣の塩を使ったバスソルト作り

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(画像=石垣の塩工房代表の徳ちゃん、『cazual』より引用)

石垣島の伝統産業である塩づくり。八重山諸島の塩づくり発祥の地に立つ「石垣の塩工房」には、満月のときに引き上げた海水で作る塩、新月のときの海水で作る塩など、一風変わった塩があります。季節や潮汐・月齢潮を感じながら自然と共に釜で仕上げられる塩は、その時々でさまざまな味わいを見せるといいます。

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(画像=工房の目の前の海から引いた海水を竈を使い、天日熟成させている。工房では、釜で炊く塩も作っている。、『cazual』より引用)

オススメの塩は、壺のなかで8年かけて天日で長期熟成させる、貴重な「にがり 8年 珠塩(たまじお)」。沖縄最高峰の於茂登岳の森とサンゴ礁の恵みによって育まれた栄養豊富な海水から生まれる塩は、塩辛くなくマイルドで、コクがあります。

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(画像=竈で天日乾燥させた塩。粒が大きく、珠塩と呼ばれている。、『cazual』より引用)

そんな自然の塩を向き合える「石垣の塩工房」では、バスソルト「塩ばくだん」作りが体験できます。

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(画像=塩は自然の産物。季節や月で味も変化するという。石垣の塩工房では、無理に調整はせず、あるがままの塩を楽しんでもらっている。、『cazual』より 引用)