かつてスーパーカーブーム時代に幼少期を過ごした方のなかには、いまでもスーパーカーに憧れを持っている方は少ないでしょう。なかにはその憧れを、実際に手に入れた方もいるかもしれません。しかし大半は、その憧れを手にすることはできずにいると思います。そんな方々が、ランボルギーニやフェラーリを購入することはできるのでしょうか?
目次
サラリーマンだってスーパーカーに乗りたい!
ローンで購入できるのか?
サラリーマンだってスーパーカーに乗りたい!
70年代後半に日本で沸き起こったスーパーカーブーム。消しゴムやミニカーを収集し、スペックまで暗記していた当時の少年はいまどうしているのでしょうか?
大人になって、その憧れを手に入れることができた方は、ほんのひと握りかもしれません。
一方で、一般的なサラリーマンの所得で、こうしたスーパーカーを所有する場合、ローンを組めば、もしかしたら購入可能なのかもしれません。
ここでは、その夢を具体的に掘り下げてみます!
ランボルギーニ 画像ギャラリー
ランボルギーニ・ガヤルドLP560-4スパイダーのインプレッション
ローンで購入できるのか?
ざっくりとした試算になりますが、4,500万円のランボルギーニ・アヴェンタドールを5年ローン(60回払い)、固定金利3%(元利均等割)で購入したと仮定します。
利息が3,515,465円、支払い総額が48,515,465円、とまずなります。これを60で割ると、月の返済額は、808,596円…これだけの月収を得ることに、まずハードルがありますね。
では月10万円の支払いで年間120万円の返済プランを考えると…。これは約40年かかってしまう計算。新卒で就職し、定年まで新卒時に買った車の支払いを続けることになります。もっとも、実際にはマイカーローンの金額、返済期間に上限があるので、そもそも無理な話なのです。
加えていえば、車を所有するのですから、それなりの維持費も発生します。タイヤを始め、消耗品もすべからくランボルギーニ製のパーツは高額であり、かつ大排気量のマシンが多いですから税金も高い。さらに...車検の額はもう想像したくありませんね…。(笑
つまり、平均年収のサラリーマンが、ランボルギーニのようなスーパーカーを所有するのは不可能となります。