今回は、ダイハツ 新型タフト(LA900S/LA910S型)のリアシート(後部座席)について紹介します。ダイハツ タフトは新型の軽SUVとして、同じジャンルであるスズキ ハスラーのライバル車と目され、発売前から高い注目を浴びていました。
2020年6月10日に発売が開始されましたが、実際に乗ってみてどのような印象を受けるかが気になるところです。新型車ならではの工夫とともにリアシートの使い勝手を見ていきましょう。
目次
ダイハツ 新型タフトのリアシートの広さはいかに?
ダイハツ 新型タフトのリアシートの機能はいかに?
ダイハツ 新型タフトのリアシートの広さはいかに?

ダイハツ タフトのボディーサイズは、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,630mmとなっており、その限られたボディの中の室内空間は室内長2,050mm×室内幅1,305mm×室内高1,270mmとなっています。
タフトの室内空間は、やりたかったことを叶えるという想いを込め、バックパックスタイルというコンセプトで開発されており、人がバックパックを背負うというイメージから、フロントシートは乗員重視、リアシートは荷物を放り込むバックパックとして使用する積載機能重視の発想で設計されています。
そのため、リアシートはシンプルなベンチシートでスライド機能がなく、リアシートの乗員スペースを広げることができません。なので、リアシートまわりは決して広いとはいえない作りですが、それでもフロントシートとリアシートの間隔は900mmとなっており、人が座っても圧迫感や窮屈さを感じさせないスペースが確保されています。
ダイハツ 新型タフトのリアシートの機能はいかに?

タフトのリアシートはバックパックスタイルというコンセプトから、ラゲッジスペース(荷室)としての使い勝手に重点を置いて設計されているため、リクライニング機能や前後のスライド機能など、乗車時の快適さを追求する機能がつかないシンプルな構造になっているのが特徴です。
リアシートはラゲッジスペースとして利用することが意識されているので、シートの表面は汚れがつきにくい加工が施されており、泥などの汚れがついても簡単に拭き取ることができるため、アウトドアユースで重宝します。

リアシート周りの収納機能としては、乗車中の飲み物の置き場に困らないように、500mlのペットボトルが入れられるドアポケット&ボトルホルダーが左右それぞれのリアドアの内側に用意されています。
また、タフトにはバッグや帽子などをさっとかけることができるマルチフックが2個付属しています。車内にフックの取り付けホールは6箇所あり、自分の使い方にあわせて最適な位置にセットして利用できるので、使い勝手がいいアイテムとなっています。