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“初代コネクティッドカー”を謳うコネクティッド機能
サイズや基本デザインは意外と変わっていない
“初代コネクティッドカー”を謳うコネクティッド機能

新型クラウンは“初代コネクティッドカー”を謳うだけあって、通信機能の充実も先代との違いです。大きいところで言えば、車載通信機DCMを標準搭載していること。これを使ったT-Connectサービスを3年間無料で提供してくれます。
「ヘルプネット(エアバッグ連動タイプ)」は、交通事故でエアバッグが作動したときに専用オペレーターが警察や消防に取り次ぎ、必要であればドクターヘリなども手配するというサービスです。
すでにクラウンでは先代モデルでも採用されていましたが、新型クラウンでは、さらに快適度をアップする「オペレーターサービス」を追加しています。これは、専任のオペレーターがナビの目的地設定や、ホテル・レストランの予約など様々なリクエストに対応してくれるサービスです。
また、道路に設置されたインフラやクルマ同士が直接通信して、ドライバーに危険などを知らせるITS Connect機能もオプションで用意されています。
サイズや基本デザインは意外と変わっていない

中身を大きく変えた15代目の新型クラウンですが、逆に先代とあまり変わっていない部分もあります。それがサイズです。旧型の寸法は全長4,895mm×全幅1,800mm×全高1,450mmに対して、新型は全長4,910mm×全幅1,800mm×全高1,455mm。全長で15mm、全高で5mmしか変更されていません。
室内寸法も、旧型は室内長1,975mm×室内幅1,510mm×室内高1,190mmのところ、新型は室内長1,980mm×室内幅1,500mm×室内高1,185mm。乗り比べたときに、ほとんど差を感じることのないほどの、わずかな違いに納められています。

また、内外装のデザインも一新していますが、その実「誰が見てもクラウンだと分かる」のも特徴です。逆台形のグリルの下側が左右に広がっているデザインは、先代のクラウンロイヤルを継承していることは一目瞭然。
また、ドライバーの前に大きな2眼のメーターを据え、センターに大きなモニターを置いて、その横に縦のエアコン噴き出し口が添えられるというインテリアの配置も先代と新型は変わりません。また、シフトノブがドライバー側に寄せられるレイアウトも先代からの継承。
14代目クラウン:全長4,895mm×全幅1,800mm×全高1,450mm
15代目クラウン:全長4,910mm×全幅1,800mm×全高1,455mm
アクセルペダルがオルガン式なのも先代と同じ。助手席のリクライニングのボタンが車両の中央側にもあり、運転席側から操作できるのも伝統のひとつでしょう。すべてを新しくしながらも、随所に伝統を感じさせる。それが新型クラウンでした。
文・鈴木 ケンイチ/提供元・CarMe
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