近場を楽しむ旅のスタイル「マイクロツーリズム」。これまで12回にわたって愛知県を中心に、少しディープな観光スポットをご紹介してきました。今回はその続き・宿泊編として、泊まってよかった地元のお宿を取り上げてみたいと思います。
県民割も浸透し、より旅行需要が高まっていくこれから。今まで灯台下暗しだった地元でも、素晴らしいお宿が数多くあること。そして非日常な旅を、十分に楽しめると実感したので、その魅力を存分にお伝えできたら嬉しいです。
第1弾は、夜景・天空の温泉・三河のご馳走が楽しめる、蒲郡温泉郷「銀河伝説煌めく天空の宿 天の丸」をご紹介したいと思います。
目次
蒲郡の温泉宿に泊まる
標高430mの山頂近くにあるパノラマホテル
蒲郡の温泉宿に泊まる

それほど温泉のイメージが定着していない愛知県ですが、実はいくつか温泉郷が点在しています。そのうち一つが蒲郡市周辺。「蒲郡温泉郷」は蒲郡温泉・三谷温泉・形原温泉・西浦温泉の4つから形成されています。
その中で今回は、三谷温泉から源泉を山の上に運び、温泉とパノラマを一緒に楽しめるお宿「銀河伝説煌めく天空の宿 天の丸」(以下 天の丸)を選びました。

蒲郡市は海沿いでありながら、起伏に富んだ地形も特徴です。山夜景マニアの私としては、一度「蒲郡の夜景をゆっくり鑑賞してみたいなぁ〜」と思っていました。
お宿があるのは、蒲郡市と額田郡の境界に当たる場所。アクセスがしづらいこともあり、蒲郡駅から送迎バスが出ているのも嬉しいですね。
標高430mの山頂近くにあるパノラマホテル

蒲郡駅から30分ほどでお宿へ。こんなところにホテルが...!?という場所に位置しています。バスの到着とともに、ドラを鳴らしてくれるのが面白かったです。
早速チェックインしてお部屋へ。基本的には2名で予約するお宿なのですが、数部屋1名のお部屋があります。広々としてはいませんが、十分にくつろぐことができました。

早速、外にある展望広場へ。「天の丸」があるのは、標高439mの遠望峰山(とおぼねやま)の山頂近く。お宿の周囲は、特に展望がひらけています。
蒲郡を一望できるパノラマが魅力です。天気が良ければ、蒲郡のシンボル「竹島」もくっきり。豊橋や渥美半島に至るまで、愛知南部の壮観な眺めを楽しめました。