ヴラホヴィッチだけじゃない!ビッグクラブへの大昇格が当然だったセリエ天才選手5選
(画像=マウロ・イカルディ 写真:Getty Images、『Football Tribe Japan』より 引用)

クシシュトフ・ピョンテク(ジェノア→ミラン)

ポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテク(26歳)は、2018年6月8日にポーランド1部のKSクラコヴィアからジェノア(セリエA)に移籍し、2018/19シーズン前半だけで21試合に出場し19得点を挙げていた。そのゴールラッシュの様子からは「ピストレロ(ガンマン・銃器使い)」というニックネームが付けられている。

同シーズン冬の移籍期間中はピョンテクを巡っての激しい獲得争いとなり、2019年1月23日にミランが獲得に成功。シーズン後半も勢いが止まらず、同セリエAデビューシーズンは42試合中30得点を記録し、コッパ・イタリア得点王にも輝いた。

一方、翌2019/20シーズンのスタートがいまいちだったこと、2019年12月にズラタン・イブラヒモビッチがミランに復帰したことなどにより、ピョンテクは2020年1月ブンデスリーガ(ドイツ1部)ヘルタ・ベルリンへ移籍。しかし2022年1月8日にフィオレンティーナへのローン移籍が発表され、セリエAに帰還を果たし復活を期待されている。

マウロ・イカルディ(サンプドリア→インテル)

元アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ(28歳)。2011年1月にバルセロナの下部組織からサンプドリアのユースに移籍し、2011/12カンピオナート・プリマヴェーラ(ユースリーグ)の得点王となった後に、セリエAへの昇格を果たしたばかりのサンプドリアのトップチームに加わる。翌2012/13シーズンは31試合中10ゴールと4アシストを記録した。

その活躍を目の当たりにしたインテルが、2013年7月にイカルディとの契約を結ぶ。彼のゴールラッシュはインテルでも止まらず、同クラブでは通算220試合中124得点33アシスト、2度のリーグ得点王(2014/15、2017/18)や年間MVP(2018)にも選ばれた。

しかし、2019年5月にインテルに就任したアントニオ・コンテ監督との関係悪化により、イカルディの退団が決定的になっていく。トレーニングキャンプ中のチームからの離脱、アジアでのプレシーズンツアーへの不参加、背番号が剥奪されるなどし、同年9月2日にパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍が発表された。

提供元・Football Tribe Japan

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