相馬神社は、札幌においてもっとも強いパワーをもつとされる神社です。
あまたある札幌の神社の中で、相馬神社が最強といわれる理由は何か?
相馬神社のパワーの源を探りに行ってきました。

札幌パワースポットの源といわれる相馬神社
(画像=『北海道そらマガジン』より引用)

目次
アイヌのチャシだった天神山緑地に建てられた相馬神社
宇宙の創始神・天之御中主大神がご祭神

アイヌのチャシだった天神山緑地に建てられた相馬神社

札幌パワースポットの源といわれる相馬神社
(画像=『北海道そらマガジン』より引用)

札幌中心部より少し南、天神山緑地の中に相馬神社はあります。
小高い丘のようになった天神山緑地は、徒歩で1周しても30分もかからない程度の大きさです。

夏には札幌でも有数のフジ棚のあることで知られ、市民の憩いの公園にもなっています。
丘のような立地を活かしてアイヌの人々は、天神山緑地を“チャシ”として利用していました。

チャシとは、見張りをするための砦です。
アイヌの人々は、この天神山緑地を守りのかなめとしていたのです。
北海道のカムイ(神)に守られた、由緒正しき地に相馬神社は建てられていたのですね。

宇宙の創始神・天之御中主大神がご祭神

札幌パワースポットの源といわれる相馬神社
(画像=『北海道そらマガジン』より引用)

相馬神社の参道は、傾斜のある坂道になっています。
一歩一歩踏みしめるように上がっていく参道は、まるで天上へと続くかと錯覚するほどです。

それもそのはず。相馬神社のご祭神は、天之御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)だったのです。
天之御中主大神は、最初に生まれた神様とされています。

生まれると同時に消えてしまい、姿のない神様なのです。
まさに宇宙のはじまり「ビッグバン」を表わしているといっても良いでしょう。

昔から鳥居は、神の領域との境界とされています。
相馬神社へ参拝するときは、天之御中主大神である宇宙と交信することになるのです。
宇宙の無限のパワーが、あなたに降りてくることになるのです。