【木村ヒデノリのTech Magic #090】 家庭用ダーツがこんなに進化しているとは知らなかった。今回紹介する「DARTSLIVE Home」は国内シェアNo.1のDARTSLIVE社が手掛ける家庭用ダーツボードだ。特筆すべきはアプリとの連携により、お店に置いてあるマシンと遜色ない臨場感でダーツが楽しめる点。店舗用マシン「DARTSLIVE3」でおなじみのグラフィックとサウンドを再現し、ほぼ同じ感覚でプレイすることができる。また、通信対戦機能も搭載し、世界中のプレイヤーと相手の姿を見ながら対戦できる点も、コロナ禍においてうれしい機能と言えるだろう。これさえあれば家庭でのダーツが10倍面白くなると思えたので紹介したい。

家庭用ダーツボードはもはやお店クオリティ! 「DARTSLIVE Home」の体験は想像の10倍上をいっていた
(画像=『BCN+R』より 引用)

最新の「DARTSLIVE Home」は2万4700円。
タブレットと連携することで店舗用マシンと遜色ないプレイが可能

お店と遜色のない演出に感動、家庭用ダーツはここまできた

 まず凄いなと感じたのがお店のDARTSLIVE3をリアルに再現している点。筆者の家庭用ダーツボードのイメージは、玩具売り場などに置かれているもので自宅に設置するにはどうしてもチープな印象だった。たまに建築士の事務所に打ち合わせに行くと本格的な店舗用ダーツマシンが置いてあったが、価格は数十万を有に超えるもの。お店のクオリティを自宅で楽しむハードルは高いんだな…と思っていたが、それはかなり古い情報だった。

家庭用ダーツボードはもはやお店クオリティ! 「DARTSLIVE Home」の体験は想像の10倍上をいっていた
(画像=『BCN+R』より 引用)

最新の家庭用ダーツボードはオプション品も充実し、
自宅でも本格的なセットアップができる

DARTSLIVE社では数年前に200Sというモデルの販売を開始し、アプリとの連携を実現。当時は200S専用のアプリだったが、現在は200S、Home共通で利用できるDARTSLIVE Homeアプリに統一され、オンラインによる対戦も可能になった。グラフィックやサウンドもリアルに表現されているため、さながらお店でプレイしているように楽しめるとともに、アプリ連携ならではの恩恵も受けられる。

家庭用ダーツボードはもはやお店クオリティ! 「DARTSLIVE Home」の体験は想像の10倍上をいっていた
(画像=『BCN+R』より 引用)

グラフィックやサウンドは店舗用と同じ

家庭用ダーツボードはもはやお店クオリティ! 「DARTSLIVE Home」の体験は想像の10倍上をいっていた
(画像=『BCN+R』より 引用)

DARTSLIVE3からタッチパネルになった操作性も、
タブレットを使うことで実現している

 ライブマッチによるオンライン対戦はその恩恵の一つだが、タブレットを使うことで大画面にミラーリングするなど、自宅で楽しむのに特化した機能性も拡張している。ボードのみを使って練習していると単調になり飽きてしまいがちだが、ROBO RIVALなど、豊富な練習メニューがあるのも自宅用ならではだろう。練習にも対戦にも使える点は非常に魅力的だ。

ダーツ初心者こそ購入して欲しい家庭用機

 ここまでの画像を見て初心者の読者は少しハードルが高いと思われたかもしれない。上のアプリ画面を見てもカウントアップ、ゼロワンゲームス、クリケット…など専門用語が並んでいるからだ。しかし安心して欲しい。アプリ上に表示されるチュートリアルに加え、ダーツライブ公式ぺーじには「はじめてのダーツ」というコンテンツが用意されており、非常にわかりやすく解説してくれている。

家庭用ダーツボードはもはやお店クオリティ! 「DARTSLIVE Home」の体験は想像の10倍上をいっていた
(画像=『BCN+R』より 引用)

ダーツ初心者が脱ダーツ初心者になるための公式コンテンツ

家庭用ダーツボードはもはやお店クオリティ! 「DARTSLIVE Home」の体験は想像の10倍上をいっていた
(画像=『BCN+R』より 引用)

例えば「クリケット」はいわゆる陣取りゲームで…などわかりやすく解説されている

 専門用語が一つのハードルになっているダーツだが、周りにやっている人がいないとお店に行きにくいのも難点だった。しかし自宅で始められるとなれば話は別。こうしたコンテンツで勉強、練習して少し慣れてから対戦デビューする、というアプローチが可能になる。少しわかってくるととても面白いゲームなので、こうした選択肢があるのであればぜひ初心者にこそおすすめしたいと感じた。