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七島藺の工芸品作りに挑戦!
七島藺まとめ

七島藺の工芸品作りに挑戦!

初めての人でも簡単に作れる七島藺の工芸品を作ってみました。

【七島藺(しちとうい)】大分の国東半島でしか作られない、未来に残すべき伝統工芸
(画像=『たびこふれ』より 引用)

作るのは小さな畳の台座です。まず畳のへりになるデザインを自分の好みで選びます。私は渋い紺色の柄を選びました。

【七島藺(しちとうい)】大分の国東半島でしか作られない、未来に残すべき伝統工芸
(画像=『たびこふれ』より 引用)

畳とへりをすき間なく締めて折り曲げ、ピンで刺して止め、折り返してひっくり返します。

【七島藺(しちとうい)】大分の国東半島でしか作られない、未来に残すべき伝統工芸
(画像=『たびこふれ』より 引用)

できあがりです。10分もかからずにできました。畳の大きさは約15㎝四方で、玄関に飾るとちょうどよいサイズです。

【七島藺(しちとうい)】大分の国東半島でしか作られない、未来に残すべき伝統工芸
(画像=『たびこふれ』より 引用)

岩切さんに作っていただいた馬を乗せてみます。いい感じでしょ?七島藺はとても丈夫なので、このような細かい細工でも作ることができるんですね。

【七島藺(しちとうい)】大分の国東半島でしか作られない、未来に残すべき伝統工芸
(画像=『たびこふれ』より 引用)

我が家の玄関に置いてみました。どうでしょうか、味があります。

【七島藺(しちとうい)】大分の国東半島でしか作られない、未来に残すべき伝統工芸
(画像=『たびこふれ』より 引用)

続いてミサンガを作ります。七島藺を三つ編みにしていきます。

【七島藺(しちとうい)】大分の国東半島でしか作られない、未来に残すべき伝統工芸
(画像=『たびこふれ』より 引用)

七島藺製ミサンガの完成。七島藺はとても丈夫なので、少々のことでは切れません。濡れても洗っても全然平気。切れないとミサンガの趣旨が・・・笑。敢えて取り外しが利くように調整していただきました。

【七島藺(しちとうい)】大分の国東半島でしか作られない、未来に残すべき伝統工芸
(画像=『たびこふれ』より 引用)

こちらはお土産にいただいたランチョンマット。東南アジアのリゾートにありそうな涼しげで味わいのあるマットです。こちらも強度抜群です。

七島藺まとめ

恥ずかしながら、私は七島藺という植物があることを今回初めて知りましたが、その強靭さ、味のある風合いはとても気に入りました。

七島藺は育てるのがとても大変で、機械化も難しく今もほぼ手作業で作られていること、大分の国東半島で数軒の農家さんが細々と継承されていること、宮崎から国東へ移り住み、七島藺と出会い魅せられて、工芸品の形に変えて未来へつないでいこうと奮闘されている岩切さんがいらっしゃることを知りました。それらすべてが驚きでした。どうかこの火を絶やすことなく、日本の財産として次の世代へ繋いでいってほしいと思いました。

【七島藺(しちとうい)】大分の国東半島でしか作られない、未来に残すべき伝統工芸
(画像=『たびこふれ』より 引用)

七島藺工房ななつむぎでは、七島藺の工芸品作り体験などのワークショップを開催されています。詳細はFacebookページをご覧ください。

七島藺工房ななつむぎ

  • 住所:大分県国東市安岐町明治522
  • Facebookページ:七島藺工房ななつむぎ

文・写真・シンジーノ/提供元・たびこふれ

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