車で5合目まで!初心者でも安心の吉田ルートを徹底解説

ここからは実際にイケダとコスギの山行を写真とともにお届けします。富士山には6つのルートがありますが、今回はマイカー規制のスタートが一番遅く7月20日までマイカーで5合目までいくことができる吉田ルートをお届けします。

まだ薄暗い中の出発。まずは6合目へ

【Vol.29 富士山】日本一!誰もが一度は憧れる山「富士山」を実際にレポート/バン旅百名山
(画像=『.HYAKKEI』より引用)

吉田ルートは富士スバルライン(普通車:2100円)を利用して、5合目付近までいくことができます。しかし、マイカー規制が7月21日から始まるためそれ以降の登山者はバスを利用して5合目までいくことになります。今回は車を5合目手前に止め、5合目の登山口までロードを15分ほど歩きます。

【Vol.29 富士山】日本一!誰もが一度は憧れる山「富士山」を実際にレポート/バン旅百名山
(画像=『.HYAKKEI』より引用)

5合目から20分ほどで6合目に到着します。6合目では富士山の地図をもらうことができます。

【Vol.29 富士山】日本一!誰もが一度は憧れる山「富士山」を実際にレポート/バン旅百名山
(画像=『.HYAKKEI』より引用)

6合目から山頂までは急なつづら折りがひたすら続きます。富士山の登山道はどのルートも深い砂道のようになっており、足を取られ疲労が蓄積しやすいためゆっくりと登っていきましょう。

急勾配が永遠と、、景色抜群の8合目へ

【Vol.29 富士山】日本一!誰もが一度は憧れる山「富士山」を実際にレポート/バン旅百名山
(画像=『.HYAKKEI』より引用)

砂道が終わると登山道はゴツゴツした岩場に。時々ロープを使いながら登っていきます。

【Vol.29 富士山】日本一!誰もが一度は憧れる山「富士山」を実際にレポート/バン旅百名山
(画像=『.HYAKKEI』より引用)

急勾配が永遠と、、景色抜群の8合目へ 7合目をすぎたあたりで、厚い雲に遮られていた太陽が顔を出しました。すでにここは標高3000m超え。雲よりも高いところを歩くことは何よりの非日常感です。

【Vol.29 富士山】日本一!誰もが一度は憧れる山「富士山」を実際にレポート/バン旅百名山
(画像=『.HYAKKEI』より引用)

登山開始から2時間ほどで中間地点の8合目に到着です。8合目で標高は3250m。他の山とはスケールが違います。吉田ルートには5合目から山頂にかけて、宿泊ができる山小屋や歴史ある神社などたくさんの施設が存在します。そのため、比較的休憩を取りやすく、マイペースで登ることができます。

8合目からが正念場。山頂までもう一息

【Vol.29 富士山】日本一!誰もが一度は憧れる山「富士山」を実際にレポート/バン旅百名山
(画像=『.HYAKKEI』より引用)

8合目からは岩場は終わり、砂利道のつづら折りが続きます。標高が高く酸素が薄いため、高山病にもなりやすく危険な区域です。できるだけ無理せずゆっくりとしたペースで登りましょう。

【Vol.29 富士山】日本一!誰もが一度は憧れる山「富士山」を実際にレポート/バン旅百名山
(画像=『.HYAKKEI』より引用)

9合目を過ぎ、山頂(剣ヶ峰)の反対側にある富士山頂上浅間大社奥宮に到着です。ここから山頂までは富士山の壮大な火口を横目に平坦な道が続きます。 浅間大社奥宮からは左手に富士の火口を、右手の遠くに中央アルプスや八ヶ岳などを見渡すことができます。

富士の火口に圧倒されながら、ついに日本一の頂へ

【Vol.29 富士山】日本一!誰もが一度は憧れる山「富士山」を実際にレポート/バン旅百名山
(画像=『.HYAKKEI』より引用)

浅間大社神宮を左手に進むと、景色がガラッと変わり、あたり一面荒々しい荒野へ。晴れていてもかなりの強風が吹き、真夏でも気温は一桁台になるのでしっかりとした防寒対策が必要です。

【Vol.29 富士山】日本一!誰もが一度は憧れる山「富士山」を実際にレポート/バン旅百名山
(画像=『.HYAKKEI』より引用)

富士の火口をぐるっと回ると正面に山頂「剣ヶ峰」の姿が。日本一の頂までもう少しです。

【Vol.29 富士山】日本一!誰もが一度は憧れる山「富士山」を実際にレポート/バン旅百名山
(画像=『.HYAKKEI』より引用)

登山開始から3時間30分ほどで富士山頂に到着です。富士山の山頂には気象観測の施設があるためあまりスペースはありません。また、ピークシーズンには渋滞することもあるそう。

富士山からの景色

【Vol.29 富士山】日本一!誰もが一度は憧れる山「富士山」を実際にレポート/バン旅百名山
(画像=『.HYAKKEI』より引用)

富士山頂は静岡県側に位置するため、下の景色にはドカンと太平洋と富士の街並みが広がっています。

【Vol.29 富士山】日本一!誰もが一度は憧れる山「富士山」を実際にレポート/バン旅百名山
(画像=『.HYAKKEI』より引用)

反対側には壮大な火口がお出迎え。富士山の内側に広がるむき出しの大地は日本一の威厳を感じさせます。

本日のスケジュール

※コースタイムには個人差がありますので、参考程度にご覧ください。

富士スバルライン5合目(4:23)
7合目(5:18)
9合目(6:24)
富士山頂(7:36)
富士スバルライン5合目(11:12)