高性能化や大型化などにより、新型iPhoneの国内価格は年々上昇している。その中で、iPhoneの中古市場が注目を浴びている。数年前のモデルであれば十分高性能であり、最新OSにアップデートしてもサクサク使える。今、中古市場で最も人気があるモデルは何だろうか。
1位は「iPhone8 64GB」
中古携帯電話の売買などを手掛ける株式会社携帯市場は2021年12月末、2021年の中古iPhone(SIMフリー/SIMロック解除済み)の年間販売ランキングを発表した。その結果は以下のとおり。平均価格(税込)とともに紹介しよう。
順位 | 機種 | 平均価格(税込) |
---|---|---|
1位 | iPhone8 64GB | 2万円 |
2位 | iPhone7 32GB | 1万3,000円 |
3位 | iPhoneSE第二世代 64GB | 3万6,000円 |
4位 | iPhone7 128GB | 1万5,000円 |
5位 | iPhoneXR 64GB | 4万円 |
6位 | iPhoneSE 第一世代32GB | 1万円 |
7位 | iPhone6S 16GB | 9,000円 |
8位 | iPhone6 16GB | 6,000円 |
9位 | iPhone6s 32GB | 1万円 |
10位 | iPhoneXR 128GB | 4万円 |
1位は「iPhone8 64GB」。iPhoneの最新機種には「顔認証」機能が搭載されているが、コロナ禍でマスクを着用しているとうまく機能しないため、指紋認証(タッチID)を利用できるiPhone8の人気が根強かったという。
中古のiPhone8 64GBの平均価格は2万円。iPhone8 64GBが発売されたのは2017年9月で、当時の価格は7万8,800円だった。発売から4年以上経った今なら、中古であればiPhone8 64GBが発売当初の価格の4分の1ほどの金額で手に入るのだ。
株式会社携帯市場によれば、iPhone8とiPhone7で中古iPhone市場の4割のシェアを占めるという。
2022年は最新機種iPhone 13の中古の需要が高まる?
では、2022年はどの機種の中古が最も売れるだろうか。現在Appleは半導体不足によって最新機種iPhone13の減産を余儀なくされているため、品薄になる可能性が高い。したがって、どうしても最新機種が欲しいユーザーが中古のiPhone13を買い求めるケースが増えそうだ。
文・岡本一道(政治経済系ジャーナリスト)
国内・海外の有名メディアでのジャーナリスト経験を経て、現在は国内外の政治・経済・社会などさまざまなジャンルで多数の解説記事やコラムを執筆。金融専門メディアへの寄稿やニュースメディアのコンサルティングも手掛ける。
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