目次
● 昔から重宝されてきた石油ストーブ
● 石油ストーブのメリット・デメリット
● 人気の石油ストーブ5選
● 石油ストーブは1つ持っておくと災害時も安心
寒い冬には暖房器具が欠かせない。エアコンだけで乗り切ったり、電気代節約のために石油ファンヒーターを使用したりする人もいれば、赤外線ヒーターや電気ストーブを併用する人もいるだろう。
しかし、そんな中人気を集めているのは、昔から使われてきた石油ストーブだ。ここでは、時代を越えて注目されている理由や人気のある商品について解説する。
● 昔から重宝されてきた石油ストーブ

石油ストーブといえば、祖父母の家にあって、やかんが乗せてあるようなイメージを持っている人も多いだろう。石油ストーブは灯油を使用する暖房器具だ。コンセントが不要であるため、部屋の真ん中や室外にも設置できるため、場所を選ばずに使用できる。
また、最近ではデザインにこだわった石油ストーブも豊富。インテリアや好みに合わせてデザインを選べるため、男女問わず注目しているのだ。
石油ストーブは温める範囲や給油タンクの容量、点火方法が異なるものが販売されている。空気を全方向から温める対流式と上部と前方の空気を暖める反射式があるのもポイントだ。
● 石油ストーブのメリット・デメリット

石油ストーブの性質上、どんなメリット・デメリットがあるのかを把握した上で購入することをおすすめする。
【メリット】 石油ストーブ最大のメリットは電源のないところでも使用可能という点だ。室内で使用する時もコンセントの位置を気にする必要がない。特に対流式は360度すべての空気を効率よく暖めてくれるため、バーベキューやキャンプのお供にして暖を取るのもよいだろう。
また、燃焼中は筒状の燃焼部が明るく灯り、ランプ代わりにすることも可能なほか、天板には鍋ややかんを乗せて温めることができる。つまり、石油ストーブには暖房とランプ、そして調理という3つの活用方法があるのだ。
【デメリット】 石油ファンヒーターは吹き出し口に気をつけていれば、火傷をしたり火事を起こしたりする心配は少ない。
しかし、石油ストーブは天板も熱せられているため、布やプラスチックが触れれば火災につながる恐れがある。小さな子どもが誤って天板に手をついてしまうといった危険性もある。
使用時の注意点を守り、安全が確保できる場所で使うよう、十分に気をつけたいものだ。