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初心者におすすめの投資
【+α】節税効果のある制度

初心者におすすめの投資

初心者におすすめの投資5選!それぞれのメリット・デメリットも解説
(画像=『レイビー』より引用)

上記で紹介したように、投資にはさまざまな種類が存在します。

これから投資を始めようと検討している初心者の方の中には、どのような投資方法を選んだらよいのか悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

そこで、この章では初心者におすすめしたい投資を厳選して紹介します。

メリットとデメリット、それぞれの特徴と注意点について詳しく解説していますので、投資や資産形成に興味のある人は、ぜひ参考にしてみてください。

初心者におすすめの投資3選

まずは投資初心者の方におすすめする「不動産投資」「株式投資」「投資信託」の主なメリットとデメリットをまとめてみました。

初心者におすすめの投資5選!それぞれのメリット・デメリットも解説
(画像=『レイビー』より引用)

では、それぞれの特徴や注意点について詳しく見ていきましょう。

不動産投資

まず初めに、投資初心者におすすめしたいのは、不動産投資です。

不動産投資は、ミドルリスク・ミドルリターンの代表的な投資です。
特に長期的な資産形成を考えている人におすすめです。

不動産投資の特徴

不動産投資における大きな特徴は、長期に渡って家賃収入を得られることでしょう。

さらに、管理業務を管理会社に委託することで、あまり手間をかけずに運用することが可能です。
そのため、仕事などが忙しい会社員の方でも取り組みやすいことも特徴の1つです。

また、他の金融資産と違い、不動産はインフレリスクにも強いといわれています。
さらに、団体生命保険を利用することで生命保険と同様の効果を得ることも可能です。

不動産投資の注意点

不動産投資の注意点として、空室リスクの存在が挙げられます。

不動産投資は入居者から回収する家賃が主な収入源になるので、入居者がいなければ収入は得られません。

また、不動産という性質上、すぐに現金化することは難しいことも注意すべき点です。
金額が大きいので、売却するまでに長期間かかることも珍しくありません。

不動産投資では、物件選びが非常に重要です。
初心者の方は、不動産投資会社が主催するセミナーに参加するなどをして、情報を得ることから始めてみましょう。

不動産投資がおすすめの人

不動産投資は長期的な資産形成を目的としている人におすすめです。

大きな収益を得られるようになるまでには時間がかかりますが、一定の収入を得られることが魅力の投資です。

老後資金の形成を目的としているなど、時間をかけて資産形成を行いたい人は、不動産投資を検討してみましょう。

株式投資

次に、株式投資の特徴と注意点について解説します。

株式投資の特徴

株式投資では、購入時の株価よりも高くなった時に売却すれば、値上がりした差分が利益となります。

株式投資の特徴としては、このような売却益が見込めることが挙げられるでしょう。

また、株式の保有数などに応じて受け取れる配当金や株主優待も魅力の1つです。

配当金の高い株を保有して資産を増やしたり、株主優待を利用して節約したりする戦略も考えられるでしょう。

株式投資の注意点

株式投資では、100株単位での売買が基本とされているため、ある程度の資金力が必要です。
1株2,000円の銘柄を購入するためには、最低でも20万円必要だということです。

さらに、株式投資は元本が保証されていません。

保有している株式が高騰して利益を得られる可能性もありますが、暴落して大きな損失を被る可能性もあるのです。

株式投資では、売却益と配当のどちらを主軸に置いた戦略をとるかによってもリスク・リターンの大きさが変わります。

いずれにせよ、株式投資で利益を得るためには企業の業績や業界全体の流れなどの分析が必要ですから、初心者向け投資の中では比較的難易度が高い投資であるといえるでしょう。

株式投資がおすすめの人

リスクがあっても比較的短い期間で大きな利益を得たい人や、企業分析が得意で売買のタイミングをご自身で判断できる人、配当金や株主優待に興味のある人には、株式投資がおすすめです。

投資信託

最後におすすめしたい投資は、投資信託です。
ここでは、投資信託の特徴と注意点について紹介します。

投資信託の特徴

投資信託における特徴の1つが、少額からでも購入できることです。
100円から購入できたり、ポイントで購入できたりするものもあるので、初心者でも気軽に始めやすいでしょう。

さらに、国内外の債券・株式などに少額で分散投資ができることも魅力だといえます。

投資信託は運用方針に沿ってプロが運用していますので、金融や経済などの知識があまりない人でも始めやすいでしょう。

投資信託の注意点

投資信託は元本が保証されていません。

銀行にお金を預ける「貯金」とは異なりますので注意が必要です。
また、信託報酬などの手数料がかかることも念頭に置いておきましょう。

投資信託がおすすめの人

貯めたポイントや少額から投資を始めてみたい人は、投資信託がおすすめです。

また、少額で分散投資をしたい人にも投資信託が向いているといえるでしょう。

【+α】節税効果のある制度

前章で初心者の方におすすめの投資を紹介しましたが、併せて検討したい節税効果のある制度を紹介します。

iDeCo

投資初心者の方にはiDeCoの活用もおすすめです。

iDeCoは投資ではなく制度の1つです。
掛金が全額所得控除になるので、自営業の人・会社員の人どちらにも節税効果があります。

また、運用益が非課税であることも魅力の1つです。iDeCoにはこのような税制優遇があることがメリットだといえるでしょう。

ただし、iDeCoで運用している資金は、原則として60歳まで引き出すことができません。

また、iDeCoは投資信託商品を選んで運用する場合には元本割れリスクがありますので注意しましょう。

NISA・つみたてNISA

もう1つ、投資初心者の方にお勧めしたい制度として、NISAとつみたてNISAをご紹介します。

いずれも、売却益や配当益が一定期間非課税になる期間が設けられていることが特長です。

ただし、iDeCoと同様に投資信託商品を選んで運用する場合には元本割れリスクがありますので注意しましょう。

NISA・つみたてNISAの概要は次の表をご覧ください。

NISA つみたてNISA 非課税投資期間 最長5年 最長20年 年間投資可能額 120万円 40万円 投資対象 株式・ETF・REIT・投資信託など幅広い金融商品 積立投資のできる投資信託など おすすめの人 短期集中的に利益を出したい ある程度まとまった額の投資をしたい

長期的な資産形成を目的としている

少額から投資をしたい