目次
■部屋干しのメリット
■部屋干しのデメリット

皆さんは部屋干しの魅力を知っているだろうか? 洗濯物を室内に干すことで、外干しにはないさまざまなメリットが見込める。

しかし、間違ったやり方をしてしまうと、半乾きで臭くなったりカビが繁殖してしまったりする。いくつかのコツを押さえて実施しなければ、このようなデメリットが伴ってしまうため注意が必要だ。

そこで今回は、部屋干しのメリット・デメリット、快適に乾かすコツを解説する。最後まで読めば、部屋干しの魅力を理解できた上で、今日から快適な部屋干しを実践できるはずだ。

■部屋干しのメリット

外干しにはない「部屋干し」のメリットを解説! 快適に乾かすためのコツとは?
(画像=『男の隠れ家デジタル』より 引用)

洗濯物を部屋干しすることでさまざまなメリットが見込める。まずは以下2つのメリットを詳しく見ていこう。

【メリット1.天気に関係なく干せる】

部屋干しには天気に関係なく干せるメリットがある。外の天気に左右されないため、どんなに雨や雪が降っていても問題ない。

また、強風で洗濯物が吹き飛ばされる心配がないので、安心して大切な衣類を干すことができる。外出しているときに「そろそろ雨が降りそうだから洗濯物を取り込まないと!」といった心配をする必要がないのだ。

【メリット2.洗濯物が変色しない】

部屋干しを実施することで、洗濯物の変色を回避できる。部屋干しをすると太陽の光を妨げられるため、衣類が色褪せることが少ないのだ。

また、大切な衣類を部屋干しすれば、外の嫌なニオイがついてしまう、花粉やホコリが付着してしまうなどの心配も不要だ。「せっかく洗濯したのに汚くなった」というリスクを避けられる。

■部屋干しのデメリット

部屋干しにはメリットだけでなく、デメリットもいくつか存在する。両方を十分に理解した上で検討しよう。

【デメリット1.ダニやカビの発生率が上がる】

部屋干しはダニやカビの発生率が上がるというデメリットがある。ダニやカビは高温多湿の環境で繁殖が促されるためだ。

部屋干しをすると多量の水分が水蒸気となって放出される。その水蒸気によって室内がジメジメと湿気を帯びてしまい、ダニやカビを繁殖させるための環境づくりを促してしまうのだ。

ちなみに部屋干しをすると、していないときの環境と比べてカビやダニの発生率が2倍以上になると言われている。雨が降っているなどジメジメした日は、ダニやカビの繁殖に注意しよう。

【デメリット2.半乾きで臭くなる】

部屋干しをすると、半乾きで臭くなる可能性がある。太陽の光が直接当たる外干しに比べて、部屋干しは水分がうまく放出されないのだ。

部屋干しによってニオイが発生する主な原因は、半乾きによる雑菌の繁殖だと言われている。部屋干しは外干しに比べて乾きづらい環境にあるため、洗濯して衣類をキレイに洗い流したとしても、残った雑菌が繁殖してニオイが発生しやすいのだ。

半乾きによるニオイを回避するためには、室内の環境づくりに気を遣う必要がある。ジメジメとした日は特に気をつけよう。