こだわりの機能性に泥臭さや男臭さが人気のミリタリーアイテム。モッズコート、MA-1、M-65といった定番のアイテムもファッションアイテムとして定着し、例年、必ず何かがトレンドに浮上します。

しかし、取り入れ方を一歩間違うと「ガチ」な雰囲気になってしまうのがミリタリーアイテムの難しさ。そこでおすすめなのが、コーディネートに取り入れやすいバッグです。

今回ご紹介するBRIEFING(ブリーフィング)は、「ガチ」のミルスペックながらも、ビジネスにも使える汎用性も持ったバッグブランド。このブランドのバッグなら、過酷なビジネスシーンだってサバイバルできますよ。

目次
ブリーフィングとはどんなブランド?
ブリーフィングのバッグの最大の魅力

ブリーフィングとはどんなブランド?

ブリーフィングの概要

【ビジネスもゴルフも】ブリーフィングの人気・定番・別注バッグを徹底解剖
(画像=引用:briefing-usa.com/、『KASHI KARI』より引用)

ブリーフィングは日本企画、メイドインUSAで生み出される「日本の」バッグブランドです。バリスティックナイロンやコーデュラナイロンといった高耐久の素材・パーツ使い、並びに米国の実際の軍需工場での製造といった特異性で注目されています。

耐久性の良さや使い勝手も評判で、年々、ビジネスシーンでも使用者が増えています。

ブリーフィングの歴史

【ビジネスもゴルフも】ブリーフィングの人気・定番・別注バッグを徹底解剖
(画像=ginza6.tokyo、『KASHI KARI』より引用)

1998年に、渋谷区恵比寿に拠点を置く、株式会社セルツリミテッドが自社のオリジナル・バッグブランドとして「ブリーフィング」をスタート。当初は、ブリーフケース、トートバッグ、ウエストバッグ、ポシェットの4型のみでした。しかし、すでに日本企画、アメリカの軍需工場生産でバッグが作られていたことには目を見張ります。

その後、軍需工場生産とミルスペック仕様でその方面のマニアから注目を集めました。他方、ビジネスユースやタウンウースで使えるファッション性と実用性にも次第に注目が集まり、ファッションメディアやビジネスメディアでも取り上げられ、より幅の広いカスタマーを得ることに。

2013年には、ブリーフィングのアイテムは190型を超えるまでに成長。

2018年の今年は、ブランド20周年を迎えました。近年はゴルフ用品やコラボアイテムも充実し、さらなる活躍が期待されます。

ブリーフィングのバッグの最大の魅力

【ビジネスもゴルフも】ブリーフィングの人気・定番・別注バッグを徹底解剖
(画像=引用:briefing-usa.com/、『KASHI KARI』より引用)

やはり、特筆すべきは本格的なミル・スペックとアメリカの軍需工場生産が生み出すミリタリズム。その魅力はバリスティックやコーデュラ素材だけにとどまりません。

ブリーフィングのアイコン、ウェビングによるPALS(パルス)システムは、本物のミリタリーバッグにも使われる仕様。本来はポーチといったパーツを追加して使います。

アメリカンな縫製は、日本とは違いお世辞にもきれいとは言えません。縫製箇所で生地が波打っているのは当たり前。ですが、それも味。海外のハイブランドや日本製のバッグではまず見られない光景も、なんだか格好良く見えてしまうのがミリタリーの不思議。もちろん耐久性は折り紙付きです。

その他にも、手袋を付けたままでも開閉しやすいよう、ファスナーの引手は紐製。金属パーツは焼付け塗装を施して反射を防ぐといったこだわりようです。